GP JOURNAL

SDGsアドバイザー「羽仁カンタさん」にインタビュー

ChatGPTで要約する

“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

こんにちは。GP伊藤です。
前回に引き続き、SDGsをテーマに投稿させていただきます。今回はSDGsアドバイザーとしてGPメンバーに加わっていただいた羽仁カンタさんにインタビューしました!

Q1.SDGsや環境活動に関わるようになったきっかけは何ですか?

母が保育士で、酸性雨やオゾン層破壊による環境問題についてよく話を聞かされていましたことが、今思えば影響しています。
ボストンのノースイースタン大学在学中に学内の環境行動サークルに参加したことがきっかけで、全米学生行動連合(SEAC)ボストン支部長に任命されました。SEACの幹部として、数々の国際会議や国連の会議に参加し、世界中の若者や環境活動家と繋がるようになりました。

Q2.今までのSDGs活動内容を教えてください

1990年に始まったEarth Dayムーブメントに尽力し、全米初の5万人が参加したEarth Dayコンサートの企画・運営を担当しました。のちに日本でのEarth Day Tokyoの設立に取り組みました。
1991年、New York国連本部での地球サミット準備会合に日本から20人の若者を連れて参加し、Agenda21の策定に貢献しました。帰国後、国内初の青年環境NGO「A SEED JAPAN」を立ち上げ、日本政府への提言を行い、「気候変動枠組み条約」や「生物多様性条約」に対して未来世代の立場から提言を行いました。

音楽フェスでの活動

1994年、A SEED JAPANのメンバーで音楽好きが集まり、野外音楽イベントの環境対策活動「ごみゼロナビゲーション」を立ち上げました。1998年からフジロックフェスティバルでごみ削減活動を始め、2000年には「世界一クリーンなフェスティバル」と海外で絶賛されました。
その後、サマーソニック、ライジングサン、アラバキなど国内の主要野外音楽フェスでもサステナブルな取り組みを推進しました。
2018〜19年、中国の大型野外音楽フェスティバルMTAでごみ削減活動を行い、ボランティア60人とコーディネーター15人を中国国内で募り、約5倍の応募がありました。
2020東京大会では、無観客開催により実施されませんでしたが、「ごみゼロナビゲーション」が採用され、10会場でボランティアが来場者のごみ分別を誘導する取り組みを計画しました。

Q3.GPに入ったきっかけは何ですか?

GPメンバーである村上智章くんが大学生の時に「ごみゼロナビゲーション」に参加したことが縁で、長い付き合いをしていることがきっかけです。
約30年にわたるNPO/NGOの経験や知識、ネットワークを活かして、GPをよりサステナブルな会社に成長させたいと考えています。

Q4.GPで取り入れたSDGsの取組みはなんですか?

私が参加してからの具体的な取り組みはまだ少ないですが、以下のような活動を始めています。
①ペーパーレス化:業務や現場での紙使用を極力減らす取り組みを進めています。
②プラスチック削減:廃棄物であるもみ殻を60%配合したバイオマスカップを全社員に配布しました。
③エネルギーのクリーン化:本社、スタジオ、イベントにおけるエネルギーのクリーン化を目指して調査を開始しました。

GPで作ったサステナブルカップ

Q5.今後GPで取り組みたいと思っている活動はありますか?

GPは商品を製造しているわけではなく、多くのイベントをプロデュースしているため、気候変動に少しでも貢献できるよう、エネルギーのクリーン化を進めたいです。
社内、スタジオ、GPイベントの消費電力量をまず把握します。減少させるための方法を検討し、議論して決定していきます。供給される電力を再生可能エネルギーに切り替え、消費量自体を減らしていきたいと思っています。
また、GPイベントで使用する使い捨て資材を減らし、サステナブルなイベント運営をサポートします。社内で使用する用紙や文具も環境配慮型のものを導入したいと考えています。
最後に、GP社員がサステナビリティの理解を深め、自分自身で考え、より持続可能な選択を行えるよう、コーディネートしていきたいです。

おわり

いかがでしたか?
私自身、まだまだ知識不足な部分が多く、たくさんのことを学んでいきたいと思っております。イベント業界でも重要視されているのため、GPにとても大きな影響を与えていただけるような気がしています。最後までお読みいただきありがとうございました。

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公開日:

2024OCT

23

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