カンファレンスで行われるプレゼンの効果を最大化させるには?
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こんにちは!GP黒須です!
社員総会など、社内でのイベントで重要なコンテンツのひとつがプレゼンです。
大規模社内イベントにおけるプレゼンは全社員と会社の目標や向かっている先を共有する貴重な機会であり、他社に見せるプレゼンとは少々勝手が異なります。
弊社では社員総会、キックオフミーティングなど、プログラム内にプレゼンがあるイベントをたくさん開催しており、そのノウハウも蓄積されてきています。
そこで今回は社員総会などの大掛かりなイベントにおけるプレゼンを成功させる方法についてお話ししましょう!
POINT①大型イベントならではのプレゼンテーション環境を理解しておく
まずは、社員総会などでのプレゼンの特徴を押さえておきましょう。他社への提案時のプレゼントの大きな違いは主に次の3つです。
1.伝える相手が数百~千人単位
社内イベントにおけるプレゼンは対象者が全社員のことが多く、数百人、会社の規模によっては数千人がプレゼンを聞くことになります。大人数に一気に伝えられるのは大きなメリットですが、多くの人の伝わりやすい内容にする必要も生じます。
2.プレゼン中に相手の顔が見えない
規模が大きな社内イベントでのプレゼンの場合、話し手はステージに立ち、客席に向かって語り掛けるスタイルが基本となります。多くの場合は客席は暗く、ステージにスポットライトが当たっているため、話し手から見た客席は真っ暗。なんとなく気配は感じられるものの、一人一人の表情を見ながら話す内容を変えるといったきめ細かな対応ができません。
3.質疑応答時間がない
規模にもよりますが、社内イベントでのプレゼンの場合、質疑応答時間が設けられていないことが多いです。そのため、『聞き手がプレゼンの内容を理解できたか』『伝わったかどうか』がその場ではわかりにくくなります。
このように、社内イベントにおけるプレゼンは他社への営業や提案のプレゼントは全く異なるため、それを意識したつくりにすることが大切です。
では、具体的にはどのようなことを意識すればよいのでしょうか?
POINT②こだわるべきプレゼンの3要素
全社総会で行われるプレゼンの効果を最大化させるには、3つの要素を意識したつくり方をするのがオススメです。
1.視覚-見やすさにこだわる
全社総会イベントでのプレゼンにおいて『見た目』『第一印象』は非常に重要です。
全社総会イベントでのプレゼンは手元に資料がなく、スクリーン等の画面を頼りに話を聞くことが多いです。そのため、スクリーンは大きく、写す資料は見やすく・わかりやすくすることが重要。
長々と文章を書いたり、細かすぎるグラフを入れるとそれだけで見辛くストレスになってしまうため、余白を多めに、字を大きく、目立つ色を使うなどの工夫が求められます。
もちろん、スクリーンそのものの大きさも重要。場合によっては会場備え付けのスクリーンではなく、追加することも大切です。
2.聴覚-インパクトとわかりやすさを両立したスピーチ
視覚と同じぐらい大切なのが『何を、どう話すか』です。社内総会におけるプレゼンの場合、その場にいる数百人を引き込み、印象に残る話をする力……スピーチ力が求められます。
全社総会でのプレゼンは、いかに人を引き込むスピーチを作りこめるかがカギ。弊社では全社総会規模の場合、プロのスピーチライターの起用をおすすめしています。全社総会でのスピーチには年間のスローガンや営業方針などの重要要素が含まれることも多く、どこまで『伝えるための工夫』ができるかが成功を左右するのです。
3.双方向性-アンケートシステムなどの導入
大規模イベントにおけるプレゼンはどうしても一方通行になりがちですが、最近は専用端末を使ったアンケート機能等、双方向性を持たせる試みも行われてきています。さすがに個別に意見を聞くことは難しいですが、4択のアンケートなどは導入しやすい仕組みも整ってきていますので、内容によっては取り入れてみるのもオススメです。
㊙GPプロデューサーよりプレゼンに重要&効果的な10個のPOINT
GPのプロデューサーに聞いたプレゼンにおいて重要なポイントを聞いてみたので、ご紹介させれいただきます。
◇会場全体の雰囲気によって、速度の緩急をつける
◇ 記憶に残したい大事なポイント は何度も繰り返す
◇言葉では伝え難いものは、映像(VTR)などを投影し可視化
◇参加者を巻き込んだ2WAYの展開。自分事化に。
◇事前アンケートを募集し、回答する
◇プロジェクトに関わった人にステージへ登壇してもらう
◇声ははっきり堂々と(はじめの一声がPOINT)
◇とにかく一人ひとりに「情熱的」に訴えかける
◇ステージやステージ下を歩き、一人ひとりへきちんと伝える
◇資料を読むのではなく、書いていない情報を追加
以上、10の技でした!
もちろん、この他にもプレゼンをより効果的に響かせる方法もあるでしょう。
共に事業を進める仲間に想いを伝える貴重な機会である全社総会のプレゼン。
しっかりと工夫をして作りこむことは、その後の業績にも関わる非常に重要な要素です。ぜひ、今回お話しした内容を取り入れてみてください!
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