Design×Event Produce=?
ChatGPTで要約する
こんにちは。
この記事を書いている最中、インフルエンザのニュースが世間を賑わせていたのですが、もっと楽しいものが流行れば良いのになぁ。。。
と思っている四宮です。
GPに入社する以前は広告デザインなどを作る事務所で働いていた私ですが、仕事をする中で「デザイン」と「イベントプロデュース」は似た部分が非常に多いと感じています。
そこで今回は「デザイン」と「イベントプロデュース」についてお話ししたいと思います。
デザインとイベントプロデュース
デザインとイベントプロデュースが交わる分かりやすい例といえば、やはりビジュアルですよね。
一日限りのイベントだけでなく、ポップアップストアなどでもデザインは大活躍しています。
こちらの写真は、弊社から近いラフォーレ原宿で開催されたマスキングテープのポップアップストアです。イベント限定マスキングテープの販売や展示が行われていたのですが、なんと壁面の模様も印刷ではなく、全てマスキングテープによってつくられています。
アート・ディレクターや、クリエイティブ・ディレクターと呼ばれる、新たな表現方法を提案する方々とイベントを作り上げることにより、誰も見たことない新世代のイベントができるかもしれません。
ポップアップストアはもちろん、あらゆるイベントにおいてデザインの果たす役割は大きいものです。
イベントの会場に入っていく時を想像してみてください。
華やかな招待状。カッコいいステージ。迫力あるオープニングの映像。
平面・立体・映像などは目に見えてデザインの力が活きる分かりやすい部分ですよね。
しかし……
実は、デザインが活躍するのはこういった表舞台の華やかな部分だけではありません。
縁の下の力持ち、裏方部分にもデザインが生かされています。
例えば、会場内のどこにステージを設置するか、座席のレイアウトをどうするか。
お客様を会場内へ誘導する際の人員配置。
イベントではお客様の動きやすさ、快適さも満足度に直結する重要な要素です。
また、表には出ないながらも、スタッフに配る資料の質もイベントのクオリティアップにつながります。
スケジュールやマニュアル、台本、企画書などをわかりやすくするため、デザイン的な配慮が必要となります。
つまり、イベント全体がデザインに支えられているとも考えられます。
イベントの問題解決を行うことも「カタチのない」デザインと言えるでしょう。
「ん?? 結局デザインって何なの?」
と思われるでしょうか?
僕も気になったので、デザインの語源について調べてみました。
『デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される』
-Wikipedia参照
この文章のとおりだと、「外見」「思考」「設計」の全てがデザインに含まれていることになります。一見すると意味を詰め込み過ぎに見えますが「表に見せるためのデザイン」と「裏方で支えるデザイン」の2つの捉え方に分けるとスッキリします。
デザインの仕事も、イベントプロデュースの仕事も、はたまた、何かを複数名で作り上げるモノゴト全て、『問題解決のための計画の設計を行う』『目に見えないもの、人の想いをカタチにする』という部分で、とても似ているのです。
最後に、私の好きなグラフィック・デザイナーの言葉を載せておきます。
「デザインの作品には3つの反応がある。イエス、ノー、そしてワオ!目標とすべきなのはワオ!だ」
-Milton Glaser
イベントプロデューサーを志す者として、
ワオ!と思って頂くイベントを作り上げるために、日々精進して参ります。
四宮