GP JOURNAL

イベント規制緩和 について(第1段)2020年9月段階

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

こんにちは。GP奥谷です。
夏(休み)らしい夏を感じられないまま、涼しくなってきました。
皆様もご存知の様に、イベント規制については観客数5千人の上限を当初は8月末に撤廃する予定でした。
その後の感染者数の高止まりを受け、9月末まで制限を延長する……という報道の中、9/11に行われた政府の分科会で、“イベント開催の制限について9/19に前倒しで規制緩和される”事が決まりました。
すでにニュース等でお聞きになった方も多いのではないでしょうか。

9/19〜11月末までは、以下の内容で運用されます。

1.収容要件

感染リスクの少ないイベント(クラシック音楽コンサート等)については100%以内に緩和する。
その他のイベント(ロックコンサート、スポーツイベント等)については50%以内とする。
異なるグループ間では座席を1席空け、同一グループ(5人以内に限る)内では座席間隔を設けなくとも良い。よって収容率は50%を超える場合がある。

2. 人数上限

人数上限については、5,000人を超え、収容人数の50%までを可とする。

3.都道府県知事の判断

地域の感染状況等に応じ、都道府県知事の判断でより厳しい制限を課すことも可能である。
また、大規模なイベント(参加者1,000人超)の主催者等は各都道府県に事前に相談し、各都道府県は感染状況やイベントの態様等に応じて、個別のイベント開催のあり方を適切に判断する。
入退場や共有部、公共交通機関の三密回避が難しい場合、回避可能な人数に制限する。

4.全国的な感染拡大時

全国的な感染拡大やイベントでのクラスターが発生した場合、政府は、感染状況を分析し、業種別ガイドラインの見直しや収容率要件・人数上限の見直し等適切な対応を行う。

5.12月以降

12月以降のあり方については、感染状況、イベントの実施状況等を踏まえ改めて検討を行う。

各地方自治体の対処方針事例

この政府の方針発表について、各自治体の対応や公式見解発表が行われております。参考に、この記事を書いている本日時点、いち早く発表が目についた広島県の対処方針改定をご紹介しましょう。


この規定を見ても、『企業イベントは、1に記されているどちらに属するのだろう?という素朴な疑問が生じます。
“各種イベントにおける大声での完成・声援が無いことを前提としうる/想定されるもの” という文言はを良く見かけるのですが、広島県の例を見ますと、“大声での歓声,声援などが想定されないイベントの例”の中に、公演・式典、展示会という項目を見つける事が出来ます。
どこにも明確に“企業イベント”という明記は見つけられないので、B to B系の企業イベントは、この部類に含まれるのでは?と希望的に考えてしまいます。

GoTOトラベルは東京も追加に

話しはチョっと逸れますが今回の規制緩和に続き、政府の観光支援事業「GoToトラベル」に、10月1日から東京都を追加する方針も発表になりました。
GoToの対象に加わるのは、東京が目的地の旅行と、都民の旅行。都が新型コロナ感染に関する警戒度を一段階引き下げたことなどが理由だそうです。
また、10月1日からは旅先や隣接都道府県の飲食店、土産物店などの支払い時に使える地域共通クーポン制度も始まるとの事。 まだ夏休みが取れていない、お父様方にとっては、ちょっと嬉しいNewsだったのでは?

規制緩和で『満席』は実現するのか?

本題に戻りましょう。
今回のイベント規制緩和について、私達、制作側や主催者側にとっては、長いトンネルの向こうに出口が見えた様に感じます。が、実際にイベントに参加する側の心情を考えてみると、「満席」は観客が望まないかも? という不安がよぎります。前述の様に、“感染リスクの少ないイベント(クラシック音楽コンサート等)については100%以内に緩和する。”とありますが、東京の歌舞伎座や国立劇場などの会場側は、今の所、10月以降も入場者数を半分以下に抑える予定だと言われています。やはり満席は観客が望まないかも? とスタッフ側にも不安があり、様子を見ながら徐々に客席数を広げるというのが、一般的な対応になって行くのでは無いでしょうか?

個人的にですが、頭をよぎるのは、年末・年始のX’masイルミネーションもさる事ながら、年越しイベント、カウントダウン、初詣。これら社会的なイベントと言うか、私達自身の行動は、どうなるのでしょうか?
初詣は???神社や寺の境内に収容人数設定はあるのでしょうか?
渋谷区は、早々と年越しカウントダウンイベントの中止を発表しました。
が、中止であっても、多くの人が集まる可能性は高く、行政側は今後、さまざまな機会を通じ、集まらないよう対策を考えなくてはならないのでしょう。

プロ野球やサッカー等のメジャースポーツ観戦規制については、News等で比較的容易に知る事が出来ます。
実際に地方の会場では興行やイベント開催について、まだ大々的に報道されていませんが、福岡にある九州最大級の演劇専用劇場『博多座』は、9/12に約半年ぶりに公演を再開したそうです。

TV等のNewsより、SNS等、ネットでの情報が早く、そして拡散する今日、会社として、世間体を気にするのは、経営陣にとって当然の事だと思われます。これから冬が訪れると共に、毎年の様にNewsになっていたインフルエンザ流行の心配もあります。今年はそこにコロナという過去に例の無い予想も出来ない不安要素が存在します。11月末時点で、今回のTOPICより、さらに希望ある明るい報告が出来る事を私自身も強く希望し切願しております。

KNOWLEDGEイベントノウハウ

公開日:

2020SEP

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