特効って、わかります?
ChatGPTで要約する
「突如ステージに炎の柱がッ!!」
「夏の屋外イベント。四方八方に水の刃が飛び交いまくるッ」
「コンサートのラスト。締めとともに大量の煙が・・・!!」
そんな演出をご覧になった経験はありませんか?
そもそも『特殊効果』って?
普段、コンサートなどのイベントでなにげな~く見ている特殊効果(以下、“特効”)。
霧やバズーカ、紙吹雪など、人工的に作りだす視覚効果のことを指します。
まだテレビが一般家庭に普及していない時代、映画制作の現場で雨や雪など自然現象を人工的に再現することから特効の歴史は始まりました。
現在では自然現象に限らずレーザーや爆発など、その種類は様々です。
特効の種類をご紹介
では早速、いくつかご紹介したいと思います!
キャノン砲
「特効」といえば?と聞いてすぐ思いつくのがキャノン砲ではないでしょうか。
インパクトが非常に大きく、ラストを飾る演出に最適です。
FIRE BALL MAKER
屋内で実施するイベントでは使用が難しいですが
目で見る炎の迫力と、肌で感じる力強さはインパクト絶大。
WATER CANNON
夏はやっぱり水ですね。
飛ばすタイミングは事前にプログラミングしてありますが
本番中の水の補充は、なんと人力です・・・!
WING HEART
こちらもキャノン砲同様、ラストの演出で使用することが多いです。
ハートや星のカードが天井からふわりふわりと幻想的に落ちてきますが、
実はそうなるために緻密に計算された形状になっています。
まだまだあります!!
他にもスモーク、フォグ / 雪、雨 / シャボン玉 / 紙吹雪 / 風など、様々な種類があります。
上記は今年実施したイベントの模様。
バルーンドロップで2500個のロゴ入風船を天井から落とし、サプライズ感のあるエンディングとなりました。
迫力ある演出の裏には、様々な工夫が!
たとえばバレエの公演で霧を出す演出が必要な時。
霧でステージが滑りやすくなってしまうと、ダンサーにとっては大問題。
そうならないために、滑りにくい原料を使用する必要があります。
また同じく霧を出す演出の際、
直ぐに消えないよう油性の原料を使用したり
逆に直ぐに消えていい場合は水性を使用したり
はたまた油性の原料は使用不可の会場もあります。
これらのように、演出や会場環境、各種規制を諸々考慮する必要があり、
その演出の裏には様々な工夫がされているのです。
(当たり前ですが、屋内は特に規制が厳しいです)
最後に・・・
今回の研修を通して、一重に特効と言っても
専門知識を持ったスタッフの経験や工夫があり
はじめて実施できているのだと改めて実感しました。
研修を開催してくれた株式会社特効さんに感謝申し上げます♪