イケてる言い回しは遊んで学べ!?発想力を磨くゲーム3選
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こんにちは、染宮です。
プレゼン資料を作るとき、チラシを作るとき、宣伝文を考えるとき……
多くの人が頭を抱えます。
「キャッチコピーが浮かばない!」
「気の利いた表現が出てこない!」
「もっとイケてるキャッチコピーを書きたい!」
わかります。めちゃくちゃわかります。私も悩む一人です。
キャッチコピーや宣伝文、メールに至るまで、私たちは常に「簡単な言葉の組み合わせで、相手の心に響く表現を作り出すこと」が求められています。
この『組み合わせを作る力』が発想力。
なのですが……
発想力は、机でうんうん唸っていてもなかなか磨かれないものです。
四角い頭を丸くするには?
肩の力を抜いて楽しむのが一番!
ということで、今回は『爆笑しながら『言葉の発想力』を磨くゲーム3選』をお届けします!
『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』(難易度:1)
やたらタイトルが長いですが……タイトル通りのゲームです(笑)
プレイヤーはランダムに配られたカードの言葉『だけ』を使い、制限時間内にプロポーズの言葉を考えます。
そして、恋人役に指輪を差し出しながらプロポーズ。
これをプレイヤー人数分繰り返し、恋人役は一番イケてるプロポーズをしてくれた人の指輪を受け取る……という流れのゲームです。
具体的に紹介すると……
『君は愛の伝染病、僕はどうにかなってしまいそうだ。結婚しよう』
とか
『ぽっかり空いた胸の穴、埋めてくれるかい? 結婚しよう』とか
『君にとって僕は命よりも大切な金なんだね、結婚しよう』
とか……
え、最後のは開き直り過ぎ?
いいんです、相手が指輪を受け取ってくれれば、現金だろうがロマンティックだろうがなんでもいいのです(笑)
カードに書かれているのは、オーソドックスでシンプルな言葉ばかりです。
しかも配られるカードはランダムなので、まさに発想力の勝負。
シンプルな言葉でいかにインパクトのある表現をするか、他のプレイヤーとどう差別化するか、変なカードばっかり来たときはどうするか、今回の恋人役が好きそうな表現は…など、実は結構奥が深いゲームです。
『横暴編集長』(難易度:2)
もう一つ、言葉の組み合わせの妙を楽しむゲームを紹介しましょう。
『横暴編集長』は上下二つに分かれたタイトルカードを組み合わせて、バカ受けする本のタイトルを考えるゲームです。
カードに書かれているのは、どこかで見たことのある古典やベストセラーのタイトルの一部。これもまた『言葉をいかに組み合わせて面白くするか』の発想力が鍛えられます。
売れている本のタイトルをもとにしていることもあり、ただでさえインパクトのあるタイトルがさらに強力に。
何と組み合わせても面白い言葉がある一方、使い勝手の悪い言葉もあり、奇跡の組み合わせもあります。
『たった今~』に比べると一つ一つの言葉のクセが強いため組み合わせ難易度は少し上がりますが『意外な言葉を組み合わせる』練習にはピッタリです。
『知ったか映画研究家スペシャル』(難易度:3)
3つめは単語の組み合わせではなく、発想を広げながらアドリブ対応力を磨くゲーム『知ったか映画研究家スペシャル』。
プレイヤーは映画評論家となり、サイコロとカードでタイトルを決めた映画について語っていきます。さらに、30秒ほど話したら「ね、○○さん!」と他のプレイヤーを指名。指名されたプレイヤーは今までの話をもとにさらに映画の内容(※思い付き)を語ります。
前のプレイヤーが話した内容はすべて肯定されるので、映画の内容はどんどんめちゃくちゃに……?
例えば、タイトルが「エイリアン電波」に決まった場合……
Aさん「エイリアン電波っていう映画があるんだ!地球がエイリアンに支配された世界で、地下シェルターに逃げていた人間がエイリアンを意のままに操れる電波を発見し、地球を取り返すSFものなんだけど、これが面白くってねー!ねえBさん?」
B「うんうん!最初は電波はレーザーみたいな形をしていたんだけど、最後は恐竜型になって自分で動くんだよね!しかし、主人公の恋人の設定は驚きだったなぁ、ねえCさん?」
C「恋人が実は3000年後からタイムトラベルしてきた未来人だなんて!そういえば……」
……といった感じで、好き勝手に映画の内容を膨らませていきます。
その場で話の内容を考えるため、前2つに比べると少し難易度は上がりますが、発想力を鍛える力はピカ一。「前の人の言ったことを否定せず、自分なりに面白く展開させる」練習に最適です。
発想力は「正解のない世界」で磨こう
今回、3つのゲームを紹介しましたが、この3つには共通点があります。
それは『正解がない』ということ。
仕事をしていると、どうしても正解や模範解答が欲しくなるもの。でも、今回紹介したゲームには正しいも間違っているもありません。
発想力は「どんな発想でもOK!」という環境でこそ磨かれるもの。だからこそ「そもそも正解がない」ゲームがいいトレーニングになりるのです。
たまには机とにらめっこせず、ゲームしながら頭の体操をしませんか?