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SDGsイベント事例7選!基礎知識と実施メリットの解説!

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

サステナブルと並び、これからのビジネスの在り方に欠かせない要素がSDGS(持続可能な開発目標)です。特に最近はSDGsをテーマに掲げたイベントも開催されるようになり、ブランディングの視点からSDGsに取り組む企業も増えてきています。

とはいえ、SDGs自体がまだ新しい言葉ということもあり「そもそも、SDGsイベントとは?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

ここではSDGsについての基本情報と、現在日本で行われているSDGsイベントについてお伝えしていきます!

SDGsイベント イベント会場


SDGsとは?持続可能な開発目標(SDGs)について

SDGsの意味

SDGsとは『Sustainable Development Goals』の略で、『エス・ディー・ジー・ズ』と読み、日本語では『持続可能な開発目標』という訳で統一されています。まだSDGsの名称自体が広まりきっていないため、『SDGs(持続可能な開発目標)』のように表記されることも多くなっています。

SDGsの歴史

SDGsの始まりは2015年9月の国連サミット。この時、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標がSDGsです。この目標は国連サミットで採択され、世界中がSDGsを達成するために行動を起こすようになりました。現在では国連の研究組織である『持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)』が国ごとのSDGs達成度合いをチェックし、ランキングとして発表しています。ちなみに日本は2021年度は19位と、そこまで高くはない順位です。

SDGsの目的

SDGsには17のゴール・169のターゲットが設定されており、その内容は非常に多岐に渡っていますが、その目的は『2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すこと』です。国によって重点的に取り組むべきポイントは異なりますが、世界が一丸となり、地球上の誰一人取りこぼさない(leave no one behind)」ことが誓われています。

SDGsの内容

SDGsは17のゴールと、それを実現するための具体的取り組みである169のターゲットが設定されています。17のゴールは下記の画像の通りです。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

上記画像からもわかる通り、その内容はかなり多岐に渡っており、一企業がすべてを達成するのは難しいものです。そのため、SDGsに取り組む際には『具体的に、何番のゴールに取り組むのか』をハッキリさせることが重要となります。

SDGsイベントに参加するメリット

日本でも海外でも様々なSDGsイベントが開催されていますが、まだまだ理解が広がっておらず、自分たちとは縁遠い、無関係と思っている方も多いようです。確かに『SDGs』という言葉だけでは自分たちのビジネスとの繋がりがイマイチ見えてきませんよね。ここでは企業がSDGsイベントに参加したり、SDGsに取り組むメリットをご紹介しましょう。

企業のブランドイメージの向上に役立つ

SDGsは国連が採択した目標であり、SDGsに向けての取り組みは世界的なテーマです。特にヨーロッパでは政策に組み込まれるほど重要視されています。SDGsに取り組むことは「地球環境に貢献する」というトレンドを押さえているということの表明であり、企業イメージ向上に繋がります。また、SDGsを意識した消費者や採用人材が増えていくことも予想されます。SDGsに取り組む企業としてイベントに参加することは、消費者や優秀な人材へのアピールでもあるのです。

コスト削減に繋がる

SDGsへの取り組みには追加コストがかかると誤解している方もいますが、電力の使用量を抑える、エコ材料を使うことで材料費を引き下げる、紙資料の削減で印刷費を抑える等、コストの削減に繋がる取り組みがたくさんあります。SDGsイベントに参加することがコスト削減のキッカケになる可能性もあるのです。

新たな市場開拓のチャンスになる

SDGsはそれ自体が新しい市場になると言われています。経団連・東京大学・GPIFの共同研究が2020年に発表した予測によれば、SDGs関連の新市場がつくられ、目的を達成した場合の市場規模は世界で760兆円とのこと!これはあくまでも予測値ですが、SDGs自体が大きな市場になることはほぼ間違いないでしょう。
また、SDGsの実現のためにはデジタル化や最新技術の利用が欠かせません。SDGsイベントに参加することで新技術に触れることでもあり、そこから新たなビジネスが始まる可能性もあります。

SDGsイベント7選!

現在、『SDGsイベント』は一つの企業が開催するというものではなく、国や自治体が主導するカンファレンス系イベントやNPO法人と国が協力して具体的アクションを起こすイベントなどが中心となっています。ここでは現在主流となっているイベント事例を7つご紹介しましょう!

1. 地方創生SDGs国際フォーラム

内閣府と地方創生SDGs官民連携プラットフォームが主催するSDGsについてのカンファレンスイベントです。その名の通り、SDGsと地域活性化がテーマ。国が主催に入っていることもあり、自治体や国、経済団体などの規模の大きな取り組みの紹介が中心になっています。

2. 全国SDGs未来都市ブランド会議

全国SDGs未来都市ブランド会議運営委員会が主催し、内閣府が後援に入っているカンファレンスイベントです。多種多様な企業やNPO法人が自社のSDGsの取り組みや考え方を発表するセッション、ワークショップが開催され、様々な視点からSDGsに合わせた具体的な活動の事例やヒントを知ることができます。

3. サステナブル・ブランド国際会議

株式会社博展とSustainable Life Media, Inc(本社は米国)が手掛けるカンファレンスイベントです。企業やNPO、行政などがそれぞれの立場でのSDGsの取り組みを発表・議論する大規模カンファレンスで、2023年2月の第7回では300人以上のスピーカーが登壇し、70以上のセッションが開催されました。主催に海外団体が入っていることもあり、国際色豊かなカンファレンスイベントとなっています。

4. World Cleanup Day

北欧のエストニアで若者9人の呼びかけから始まり、世界へ広がったグローバルなクリーンアップ運動。
2008年にエストニアで始まり、2022年は190ヶ国1,500万人以上が参加した、世界最大規模のクリーンアップ運動で、日本では2018年から参加しています。
毎年9月の第三土曜日に世界が一丸となってゴミ拾いをし、集めたごみの量を活動記録として報告するというシンプルでわかりやすく、かつ連帯感を感じられるイベントになっています。もちろん個人での参加もOKです。

5. エコプロ(SDGs Week EXPO内開催)

一般社団法人サステナブル経営推進機構と日本経済新聞社が主催する、SDGsをテーマにした総合展示会です。農林水産業から食料品、化学、エンタメ、国際交流まで、ありとあらゆるジャンルが集結。出展団体も行政に企業、大学、研究機関、NGO、一般生活者まで多種多彩。また、子供向けの体験学習コーナーもあり、まさに『日本のSDGsがわかるイベント』となっています。

6. SDGs Week EXPO Online

SDGs Week EXPOの一環として開催されているオンラインイベントです。2023年は『エコプロOnline』『社会インフラテックOnline』『カーボンニュートラルテックOnline』『自然災害対策Online』『ウェザーテックOnline』に分かれており、それぞれのテーマに基づいたオンライン展示会やセミナーが開催されています。

7. SUSTABLE(サステーブル)

SUSTABLEとは、大手町・丸の内・有楽町地区(大丸有エリア)を起点に期間を決め、様々なSDGsイベントを開催する取り組み『大丸有SDGs ACT5』のひとつ。「サステナブルフード」をテーマに、食の作り手である生産者(農業、畜産、漁業等)、使い手であるシェフ、消費者がそれぞれの立場で取り組むことによりサステナブルな食卓を目指します。
具体的には、サステナブルなテーマを定め、そのテーマごとに食を考えるセミナーとサステナブルフードを使った料理(試食)が楽しめるイベントが開催されています。

GPが取り組むSDGs

SDGsイベントはカンファレンス系イベントだけではありません。国や自治体、NPO法人などが協力して具体的なアクションを起こすイベントも開催されています。もともとSDGsは世界的な取り組みのため、ワールドワイドなイベントとして開催されるケースも多くなっています。

SDGsイベント イベント事例

GPではイベントプロデュース会社としてSDGsに取り組んでいます。
例えば、ほぼ完全にリサイクルorアップサイクルされた材料を使った、サステナブル素材の美術施工が可能です。
木製パレット、粉砕された自動車部品、戦時中の古い納屋の金属等を基本素材としつつ、イベントごとにカスタマイズすることが可能となっています。

SDGsイベント イベントステージ

具体的には、パレットを用いたサステナブルなセンターステージに、曲線状のランウェイ。リアルとオンライン参加者を繋ぐ、次世代のハイブリッドファッションショーなどが開催可能です。
もちろん、SDGsを意識しすぎてイベントそのものの視認性が下がってしまってはNG。
座席位置によらず、高い視認性を確保した空間設計にするなど、イベントに求められる要素とSDGsの取り組みをハイレベルで融合していきます。

まとめ:事例から学ぶSDGsイベント実施のポイント

世の中がSDGs志向に向かう中、イベントは企業がSDGsの取り組みを発信する「場」として最適です。
クリーンエネルギーを使う、廃材などで美術を施工する、フードロス対策を徹底するなど、できることは多種多様。

『クライアントと参加者の期待を超える満足を提供する』『サステナブルを実現する』。弊社は両方を叶えるSDGsイベントをプロデュースいたします。

KNOWLEDGEイベントノウハウ

最終更新日:

2023JUN

30th

公開日:

2022AUG

09

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