ユニークベニューでビジネスイベントを開催！
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ユニークベニューとは？
『ユニークベニュー』という言葉は最近よく聞くようになりましたが、いまいちピンと来ていない、具体的にどんな場所なのかイメージが沸かない方も多いのではないでしょうか？
観光庁では『ユニークベニュー』を下記のように定義しています。
「ユニークベニュー（Unique Venue:特別な場所）」とは、「博物館・美術館」「歴史的建造物」「神社仏閣」「城郭」「屋外空間（庭園・公園、商店街、公道等）」などで、会議・レセプションを開催することで特別感や地域特性を演出できる会場。
引用元：観光庁
2022年11月時点ではユニークベニューに認定のようなものはありません。独特な雰囲気の会場、「えっ、こんなところでイベントができるの！？」という驚きがある場所がユニークベニューだと考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
それでは、具体的にどのような施設がユニークベニューにあたるのかご紹介します。
東京のユニークベニュー
屋内・屋外問わず、ユニークベニューが豊富なのが東京都です。神社仏閣の他、唯一無二の内装を誇るホテルや能楽堂など、足を踏み入れるだけで感激する会場が盛りだくさん。その一部をご紹介しましょう。
乃木神社（東京都港区）
東京都港区にある神社です。都心にありながら木立に囲まれており、静けさと穏やかさに満ちています。『神社でイベント』というだけでもかなりの特別感がありますが、乃木神社は乃木会館という施設が隣接しており、パーティーも可能。境内や本殿を貸し切って神事に参加し、乃木会館で懇親会……海外のお客様も感激することうけあいです。
コットンクラブ（東京都千代田区）
東京駅から歩いていける距離にあるライヴ・レストラン。ジャズやソウル、R&Bなど、様々な音楽ジャンルの世界的なトップ・アーティストがライヴを繰り広げます。すべての席はライヴを見るのに最適化された独特のレイアウト。さらにお食事のクオリティも抜群です。選び抜かれたゲストとの一味違った大人のひと時を過ごすのにピッタリです。
よみうりランド（東京都稲城市）
東京都稲城市にある遊園地で、ユニークベニューとして全園貸切が可能です。絶叫マシーンからファミリー向けまで多種多様なアトラクションがあるのに加え、四季折々の自然や、季節によってはイルミネーションも楽しめます。敷地面積37,000平方メートルという圧倒的な広さも魅力です。
プラネタリア東京（東京都千代田区）
東京都千代田区、有楽町にあるプラネタリウムです。プラネタリウムならではの360度スクリーンを活かし、これまでにない没入感のあるイベントを開催することができます。寝転がるようなシートもあり、一味違った映像体験ができるのが魅力。リアル参加者は30～250名まで可能のため、映像表現のポテンシャルを活かしたハイブリッドイベントがオススメです。
全国のユニークベニュー
日本は全国各地にユニークベニューが存在しています。中には「えっ、ここもユニークベニューになるの？」と驚くようなところも……。いくつかご紹介しましょう！
山本能楽堂（大阪府大阪市）
国登録有形文化財に指定されている、大阪で最も古い能楽堂です。文化庁のモデル事業で大規模改修が行われ、歴史的意匠と現代のモダンな意匠が共存する空間となりました。国内外の要人も多数訪れています。ここでは日本の伝統的な能舞台で能や文楽、落語はもちろん、バイオリンやハープの演奏会も楽しめます。さらに、座席の移動ができるのでパーティー会場としての使用も可能です。
ガンガラーの谷（沖縄県南城市）
沖縄県にある天然の鍾乳洞です。数十万年前の鍾乳洞が崩壊して出来た谷間をイベント会場、パーティー会場として使用することができます。旧石器時代の人類の痕跡が残るロケーションは文字通り圧倒的な迫力。谷の周りには東京ドーム約1個分の自然豊かな森が広がっており、散策も楽しめます。
神戸迎賓館（兵庫県神戸市）
兵庫県指定有形文化財にも選ばれている、本物の迎賓館です。築100年という、近代建築としては圧巻の歴史を持ち、大正ロマンを存分に味わうことができます。また、敷地内にはイングリッシュガーデンや神戸市指定名勝庭園等の庭園もあり、非日常、特別感を味わっていただけます。
ユニークベニューでイベントを実施するメリット
ユニークベニューでイベントを実施するメリットはたくさんありますが、最も大きいのが『唯一無二の特別感』です。会場装飾やCGの作りこみによって特別感や非日常感の演出ができるようになりましたが、ユニークベニューには『会場そのものが特別』という他にはない利点があります。文化財や有名観光地でのイベントはそれ自体が魅力的ですし、「あの有名な場所でイベントをするんだ！」と、告知段階から盛り上げることができるのです。
そのほかにも、主催として見た場合、参加者として見た場合それぞれにメリットがあります。
イベント参加者のメリット
イベント参加者の視点から見たユニークベニューイベントのメリットのひとつが『特別な場所を訪れるキッカケになる』点です。日本には様々な文化財や観光地がありますが、そのすべてに足を運ぶことは旅行好きでも難しいもの。ユニークベニューでのイベントは参加者が行ってみたい場所を訪れたり、今まで知らなかった魅力的な場所を知るキッカケとなります。仕事にいそしむ多くの社会人の活動範囲は限定されてしまいがちなもの。ユニークベニューという『魅力的な場所』を訪れることそのものに大きな価値があるといえるでしょう。
イベント主催（実施者）のメリット
主催側の視点に立つと、ユニークベニューはまさにメリットの宝庫です。会場そのものが特別感のかたまりであることは言うまでもありません。唯一無二のロケーションを活かすことで、イベントのポテンシャルを一気に高めることができます。
また、会場のリソースをイベントに活かすことができるのも大きなメリットです。例えば、庭園を擁するユニークベニューを会場にすれば庭園の散策をコンテンツに組み込むことができますし、テーマパークを会場にすればイベント前後にテーマパークを楽しんでもらうこともできます。『本来は別の用途がある会場をイベントに使用する』ことで、参加者が楽しめることの幅が一気に広がるのです。
ユニークベニューでビジネスイベントを実施する
ユニークベニューでイベントを展開することで、その地域性が情緒に現れることと、さらにイベントの話題性も上がります。そんな地域性と会場の特色をイベントに反映した事例をいくつかご紹介します。
ユニークベニュー × ビジネスイベント 事例
ユニークベニュー × 夏祭り
弊社の夏祭りを原宿の東郷神社で行いました。
境内中心にはやぐらが立ち、神社の門をステージに見立て、ステージ進行が行われつつ、各所に展開される屋台と出店では当日話題のグルメを展開していきました。
ユニークベニュー × ファッションショー
スクランブル交差点を舞台としたランウェイショーのオンライン配信のイベント。
文化村通りにレッドカーペットを敷いての公道ランウェイや、金王八幡宮神社の境内、開業したての商業施設など、街イベントとして渋谷の様々なユニークな場所を舞台に開催されてきました。
ユニークベニュー × PRイベント
“赤”と日本文化に着目したイベント「シャネル マツリ（CHANEL MATSURI）」。東京、京都、宮島の3都市で開催された「シャネル（CHANEL）」のビューティイベント。シャネルの持つラグジュアリーな印象と「祭り」をコンセプトに作られた和モダンを掛け合わせた雰囲気の会場つくりがポイント。
ユニークベニュー × 新車発表会
京都の世界遺産に登録されている仁和寺で、「フェラーリ・プロサングエ」を日本で初めて披露したイベント。仁和寺の中庭に黒をベースとした大きなステージが組まれ、そして周囲の木々や風格ある建物はフェラーリレッドの照明で彩られる。招待客たちはカクテルタイムを楽しんだ後、特設の観客席へと移動。全員が着席したところで、プロサングエのプレゼンテーションを行ったイベントになります。
ユニークベニュー × アパレル展示
清水寺で行われたGUCCIの展示イベント。ライトアップされた清水寺で最新コレクション「Aria」のインスタレーションが開催された。ブランド創設者グッチオ・グッチが若き日にベルボーイとして働いていたホテルをオマージュしている。
ユニークベニュー × 懇親パーティー
沖縄本島南部、南城市玉城にある「ガンガラーの谷」。その谷の入口にある洞窟カフェは、日中はカフェとして営業していますが、夜間貸切でパーティーを開催することができます。
ガンガラーの谷で行われた100名規模の商品のお披露目会も込めたパーティーイベントが開催されました。
まとめ
従来のイベントでは、ホテルバンケットやイベントホールがメジャーとされてきました。ユニークベニューで開催することで「会場そのものが最大の演出のひとつ」となり、これまでのイベントより「特別感」「革新性」「地域特性」を演出することができます。
弊社のホームページにもユニークベニューの紹介ページがあるのでぜひご覧になってみてください！
Unique Venue Studio（お役立ち資料ダウンロード）
全国のユニークベニューでのビジネスイベンントの事例などをご紹介しています。
