オンラインイベント、5つの基本ノウハウを大公開!
目次
ChatGPTで要約する
こんにちは、GP藤原です。
新型コロナウイルス感染拡大でイベントのオンライン化が加速しています。
2月から弊社グローバルプロデュースも、企業様の課題を解決するために、リアルからオンラインへの切り替えの提案をさせていただいており、数々の企業さまのオンラインイベントを設計させていただいております。
オンラインを開催するために、様々な戦術的な決定が必要になってきます。
現在、各企業さまからのお問い合わせの7割が『リアルのイベントを中止・延期・オンライン開催のどれをすべきがわからない』というお悩みです。
その場合、3つの方向性のプランを設計することをお勧めしています。
1つは「リアル開催」の場合。2つめは「リアル×オンライン開催」の場合。3つめは「オンライン開催の場合」。プランを3つの方向で設計し、検討するのが最も確実です。
今回は3つめの『オンラインイベント開催の場合のノウハウ』について、5つのポイントに絞ってお伝えしたいと思います。
オンラインイベント、5つの基本ノウハウ
オンラインイベントは、視聴側はテレビを見ているような感覚になります。そのため、視聴者側に立った視点での設計が非常に重要です。
基本ノウハウ5つのポイント
① 開催時間の長さと時間配分
② オンライン配信の絵作り
③ ナビゲーターの設定
④ インタラクティブ性を上げるツール
⑤ 視聴者を飽きさせない方法
他にもいろいろありますが、
まずは、基本である5つの視点に絞ってお話したいと思います。
1.開催時間の長さと時間配分
まず①の開催時間の長さと時間配分についてです。
リアル時に5-6時間実施していたものをそのまま実施するのはハードルが高いです。
人の集中力には限界がありますので、オンライン配信の場合は全体の開催時間の長さは、
90分~100分に収めるのがベターです。
また、1つのテーマの長さは10分~15分がベストです。
20分を過ぎるとその環境に思考が飽きてきますので、絵作りの切り替えが必要になってきます。子供の集中力も20分が限界です。大人と子供を一緒にするな!と怒られそうですが、大人も同じです。
ちなみに、この数カ月の事例で、5-6時間実施した事例もございます。その場合は飽きさせないコンテンツを随所に演出することが非常に重要になります。この点については⑤で述べさせていただきます。
2.オンライン配信の絵作り
通常のリアルの環境でセットをつくり、ライブもしくはオンデマンド配信など様々な手法があります。リアルでも世界観をつくることは非常に重要になってきますが、オンラインでは映像、照明、音響すべてをリアルに設計し、それをライブ配信もしくは収録するという方法や、2D・3Dを活用して美術・照明・音響をバーチャル空間へすべて変換してしまうという方法など様々な手法があります。
様々な手法の中から何を選ぶのか?
それには『リアルでどのように実施していたか』と最終的に達成すべき目的をもとに戦術を練っていく必要性があります。
3.ナビゲーターの設定
ナビゲーターを起用することも演出上効果大ですが、社長がプレゼンする、役員がプレゼンテーションするなど、その施策によって様々だと思います。
案内役を設定することで、より視聴側の目線で発言するキャラクターを設定することができ、見ている人を引き付けることが可能です。
さらに、5-10分に1回、ナビゲーターの発言の中に、パワーワードを盛り込むことで、視聴側へ刺激を与えます。
面白いキーワードを盛り込み、演出する手法を戦略的に入れ込むことで、視聴側を一気に引き付けます。
我々が普段なにげなく見ているテレビも司会者の発言やテロップを入れて視聴者側の視点と意識を引き付けているのです。
4.インタラクティブ性を上げるツール
ライブ配信の場合、インタラクティブ性をプログラムの中に入れることをお勧めします。
どうしても、オンラインイベントは一方通行になりがちです。その問題点を解消するため、ステージのリアルな大画面やバーチャルのフローティングモニターに、視聴者の顔を映しだし、アンケートやクイズなど簡単にできるツールを映し出し、それを活用して2Wayを展開していく方法が考えられます。
具体的には、視聴画面にQRコードを表示し、携帯でそのQRコードを読み取らせる。すると瞬時に、主催者側の画面に回答が共有されます。まさにリアルタイムに意見を、みんなで見られるのです。テレビの「dボタン」に近いですが、実際に演出するとリアルに感動します。
5.視聴者を飽きさせない方法
視聴者を飽きさせない方法を簡単にお伝えすると、テレビの演出手法を戦略的に活用すること、となります。
例えば、場面転換やリフレッシュ等、ちょっとリラックスする時間を演出的に入れ込むことで集中力が持続できます。
また、リッチコンテンツとして著名人を起用してプログラムに入れ込むことも効果的です。さらに、飽きさせないカメラワークや、2Wayのインタラクティブツールで参加感を演出し、2D・3Dの世界観など、さまざまな演出手法を駆使してプログラムを設計していく必要があります。
当社の事例として、2500人の社員に向けて、5-6時間のライブ配信をしたことがあります。
この時は会場のスクリーンに2500人の顔をランダムに映しだし、ステージとのやりとりを2Wayで演出し、モデレーターに著名な司会者を起用し、随所にお笑い芸人やアイドルなどを出演させて全体の演出構成を設計しました。視聴側の反応は8割が、よかったとの意見がありましたので、
コンテンツ力で視聴側の思考を変えることができる1例だったと改めて勉強になりました。
私たちも今、企業さまの様々な課題を解決するために、1つの手法ではなくいろいろな視点で設計のお手伝いをさせていただいております。コンサルティングに近い手法で企業さまの課題を解決している事例が多数ございます。
課題があれば、それを解決する手法は必ずあります。
リアルでないと実施できないように思えるプログラムでも、必ず「リアル×オンライン」で解決することができます。
課題を抽出し、それをオンラインでのコンテンツに置き換え、プライオリティをつけていくと開催の糸口が見つかりやすいです。
Live Conventionが働くひと達のモチベーションにつながり、
企業の活性化につながり、通常のWEBに留まらない情報交流につながる。
それが経済の復活に必ず繋がると我々GLOBAL PRODUCEは信じています。
以上、オンラインイベントのノウハウの5つのポイントでした。