WITHコロナ イベントガイドライン~新しいイベント様式~
目次
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こんにちは!GPの土井です!
緊急事態宣言が明け、一つ大きな山を越えたような気がします。このまま少しずつイベントが復活し始めるといいですね!
最近では、ショッピングモールなどで入り口にサーモグラフィーを設置し、営業を開始したりなど、WITHコロナの中で工夫し新しい生活様式に従いながら、日常を取り戻し始めています。
GPでもWITHコロナの中でリアルのイベントが開始できるよう、世の中の規定に従いながらGPなりのガイドラインを作成しています。
日本政府が提言する『新しい生活様式』とは?
日本政府は緊急事態宣言が発表された際、上の写真のような「新しい生活様式」を定義しました。
コロナの感染経路を『飛沫感染』『接触感染』の2つに分類。
- ① 身体的距離の確保
- ② マスクの着用
- ③ 手洗い
この三つの基本的な感染対策を実施しながら、3密を避ける生活様式に切り替えるという考え方です。
一人一人の感染対策は何も大きいことではありません。それぞれ、身近なことからできる対策なのです。
では、これをリアルイベントに置き換えるとどのようになるでしょうか?
『新しい生活様式』に基づく対策のポイント
『新しい生活様式』をもとに、GPでは独自の対策ポイントをまとめました。
イベントを開催する際に絶対に考えるべきこと……それは『3密をどのように避けるか』です。
スタッフや会場の入り口、受付の運用や会場内の席の間隔……挙げればキリがないですが、WITHコロナの中でイベントを運用していくには、事前に考えうるあらゆる『3密』を想定しなければなりません。
その1:入場ルールを新設
まずは『イベントの会場に入るまでの対策』として、上の写真のような運用方法を考えました。
今まで700名入っていた会場でも、ソーシャルディスタンスを保った席の配置ではシアターで100名しか入りません。そのため、イベントそのものの入場制限が考えられます。
とはいえ『会場に入れないから参加できない』では寂しいですよね。
この場合は
● 会場を2会場に分ける
● 弊社のLIVE CONVENTIONの知見を活かし、LIVE配信と同時に連動させながらイベントを進行していく
などの方法があります。
入り口での対策も重要です。
受付時にサーモグラフィーを設けて検温チェックを行い、一定の基準よりも体温が高い方は入場をお断りいただく、基本的に入場者にはマスクを着用の上参加いただくなどの対策を行い、菌を会場に持ち込まないことを徹底します。
その2:誘導時のソーシャルディスタンスの確保
メイン会場に入る前の待機列等、場外の誘導も3密要素が含まれる場合があります。
場外でもソーシャルディスタンスを保つため、入場のタイミングを調整して数人ずつ入場するようにしたり、待機列の下にはスーパーのレジ前で見るような、2mごとの印をつけたりといった細かい運営設計を設けます。
入場の際に必要なのは、ソーシャルディスタンスの可視化と参加者に対しての基本的感染対策の徹底です。
その3:徹底消毒対応
運営側からできる基本的な予防対策の一つとして、消毒が挙げられます。
消毒はもちろん人に対しても行いますが、そもそも会場の備品にウイルスが付着している可能性もあります。
そのため、手すりやドアノブなど、人が触れる備品・設備は徹底して消毒を行います。
また、受付時にこのような消毒器を配置し、入場時に消毒シャワーを浴びていただく方法もあります。
受付だけではなく、会場に入るドア付近にも消毒設備を設置するなど、あらゆる方法でウイルスを『持ち込ませない』対策を取ります。
その4:WITHコロナ備品の整備
イベントを開催するにあたって備品関係は付きものですが、備品もWITHコロナ用にシフトする必要があります。
消毒だけではなく、上の写真のような備品も欠かせません。
人の手や目などから感染もあり得るコロナウイルスに対しては保護用の備品のほか、ソーシャルディスタンスをより強固なものにするためのアクリルパーテーションやビニールカーテンなどをいかに手配・用意するかが重要になってきます。
3密を防ぐには参加者だけでなく、運営スタッフ側の配慮も必要です。スタッフ全員のマスクや消毒はもちろん、スタッフの検温の実施や人員配置にも気を配らなければなりません。
このようにイベントに関わる全てのものを今一度見直し、3密用のルールに変更していくことこそが、新しいイベント様式になります。
まだまだ、GP内でさらに精査を加え、ありとあらゆるコロナ対策を重ねて、また日常にリアルイベントをもたらせるように試行錯誤して参ります。