アパホテル代表取締専務から学ぶ「誰も知らない帝王学 ~能ある鷹は爪を出せ~」読書感想レポート
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こんにちは!GPの佐竹です!
アパホテルは全室にひっそりと本が置かれているのをご存じでしょうか。置かれている本の名前はアパホテルの代表取締役専務が著者の『誰も知らない帝王学 ~能ある鷹は爪を出せ~』。以前泊まった時に置かれていたこの本がなぜか気になり、今回読んでみました。その中で印象に残ったフレーズをピックアップしながら、本書の学びを掘り下げていきたいと思います!
そもそも帝王学って!?

帝王学とは、先人たちのあらゆる人生経験から導き出された真理・知恵であり、帝王となり得る者たち=成功者たちが、命がけで学んだ経験則のことを指します。
リーダーシップ論とも似ていますが、その分野は限定的なものではなく、知識・経験・立ち居振る舞いなど多岐にわたるものなのです。
そんな貴重な経験則を凝縮した答えがぎゅっと盛り込まれているこの本から、「これが当たり前にできるようになると、成功に一歩近づく!ビジネスマンにとって身につけたい意識や行動」をご紹介します!
陰徳最強説
陰徳……人に知られないよう密かにする良い行い。
「人が見ているときだけやる。見ていなければやらなくてよい」ではなく、自分がありたい姿であるために善い行いやストイックに努力をする。
私自身が今まで出会った人の中でも、「ついていきたい」「尊敬できる」と思う人ってどんな人だっけ?と思い浮かべたとき、口だけでなく誰よりも自分自身が一番向き合い、裏で行動できる人だなと思いました。
私もそんなカッコいい人でありたいと思うので、「陰徳最強説」を忘れずに日々過ごそうと思います……!
幸福論と黄金則
困難な状況こそ学びのチャンスだと考える。
うまくいかないことがあっても、「大変を楽しむ力」を鍛えれば経験値アップ&問題解決スキルが養われるとのこと。でも「大変」を楽しめたら最強なのはわかりますが、なかなか難しいことでもありますよね。
また「自分で自分の機嫌を支配する」という言葉もありました。個人的にこれはすごく重要だと思っています。すぐ落ち込むのではなく、自分に前向きな言葉をかけてみるなど、少しでも自分の機嫌が良くなり、前向きに感じるように自分で感情をコントロールする。これを無意識にできるようになれば、どんな状況でもすべてをプラスに繋げられますよね……!
応援される人になる
同じ実力であっても、選ばれるのは人から応援される人。仕事がめちゃくちゃできる人でも、一緒に働く人たちから嫌われていたらビジネスは上手くいかないですよね。
結果として、愛される人間味(キャラクター)や魅力をもっている人の周りに人は集まり、「応援したい」と思ってもらえるからこそ仕事も集まってくるのだと思います。力を貸してくれる仲間が沢山いるということは、ビジネスにおいて非常に重要なことだと思い知らされました。
私も自分の周りにいる愛される人を観察して「なぜこの人を応援したくなるのか?」研究して「応援される人」になりたいと思います!
心の美学
「功は人に譲れ」
「恩は心に刻め」
「憎しみは水に流せ」
故・野村克也監督の言葉です。
何かが成功したら、その手柄は自分ひとりが成し遂げた手柄だと思わず、裏方となって力を貸してくれた人たちのお陰であると考え、功績は人に譲りなさい。
受けた恩義はどんなささいなことでも心に刻み、感謝を忘れず、その恩を多くの人に還元しなさい。
自分が人にしてあげたことは恩を売るようなことをせず、すぐに忘れてしまいなさい。
自分の憎しみは、水に流してしまいなさい。
という教えです。
まさに心の「美学」だなと思い、すごく響きました。私もこんな素敵な大人でいたいです。
最後に
一流の経営者や先人たちの座右の銘や名言・格言から、
・ピンチのとき、どのような考えや精神で、その逆境を切り抜けたのか?
・日々の準備や努力がどう今後につながっていくのか?
・人や物事に対してどういった考え方・感性で関わっているのか?
など多くのヒントや答えを与えてくれる内容でした。
個人的に
本の中で紹介されている学びをまとめると「人徳を積み上げること」だと思いました。
相手の気持ち・状況・立場を想像して、まずは自分がアクションすること。
何事も求めるのではなく、周囲の人や環境を巻き込みながら自分から切り拓いていくこと。
私もこの学びをもとに日々の行いを改めたいと思います。是非皆さんもアパホテルに泊まった際は手に取って読んでみてください……!