GP JOURNAL

2018年 中国のトレンド情報発信

ChatGPTで要約する

“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

皆様、お久しぶりです。
GP燕雪です。
今回のTOPICは私から、皆様に2018の中国に纏わる、4つのトレンドを教えちゃいます~。

2018年 中国のトレンド最前線!

11月11日・ダブル11現象

日本でポッキーの日と言われている11月11日ですが、中国では「独身の日」とされています。
「独身の日」はダブル11「双11」とも呼ばれ、彼氏・彼女のいない単身・独身者のための記念日です。
最初は中国最大のショッピングウェブサイトTmallが“自分へのプレゼント”企画として2009年11月11日に実施したキャンペーンでした。
しかしながら、売上額が異常に高く、それからこの日は毎年恒例のキャンペーン日になってました。
2016年11月11日(独身の日)に迎えた毎年恒例のダブル11イベントですが、最終的に1207億元(1兆8877億円)という驚愕な売上数字になりました。

この効果に釣られ、全国各地でいろんなダブル11関連のイベントが開催されていて、どれも大盛況でした。
2018年の11月11日には、どの程度の社会現象を巻き起こすのか?

中国伝統アニメの復活

2015年7月10日に中国で公開され、爆発的な人気となった中国国産3Dアニメ『西遊記 ヒーロー・イズ・バック』。

中国伝統物語をベースに、完成された作品です。
美しい美術背景、見どころ満載のアクションシーン、そして大人から子供まで感動してしまうストーリー。
田晓鹏監督は8年をかけ構想し、制作3年、様々な難題を乗り越えて、完成した作品です。
その間に、出資者から内容を変更したいという要望が出てきたが、自らのアイディアを守り通したく、断りました。
その原因で、出資者が資金を撤回してしまった、監督自身が資金を捻出して最後まで作り上げました。
そして、宣伝費はほとんどなく、まさに映画を見た観客達応援の力と口コミで大ヒットになりました。

そこから、中国伝統物語をテーマとした作品やイベントが溢れるように出てきて、若者たちの目線を引き寄せました。
2018年中国伝統文化復興はブームになりそうです。

電子マネー業界2TOPのバトル

最近日本の観光地やデパートのレジの横に、よく見かけている、この二つのマークってご存知ですか?

オレンジの方は中国国内最大のオンライン決済システム【アリペイAlipay(支付宝)】のマークです。
緑の方はチャットアプリWeChat(微信)を利用した決済システム【ペイメントWeChat(微信支付)】のマークです。
この二大電子決済システムは2018年を機に、業界TOP競争戦を始めようとしていました。
【アリペイAlipay(支付宝)】は2004年12月から中国国内でサービス開始、主にショッピングウェブサイト淘宝網(タオバオワン)の支払方法として利用されています。仕組みはeBayのPayPalに似ています。
2013年、アリペイを利用したモバイル決済サービスの処理額が1500億ドル近くに達し、急速な成長を果たしました。
現在、アリペイで実名認証済の利用者は5億人も越え、毎日の決済処理件数は4500万件以上。
2016年の調査結果により、アリペイはモバイル決済市場54.1%という、圧倒的なマーケットシェアを占めています。
また、2017年1月にアリペイの取り扱いを日本国内のローソン全店舗(約1万3000店)で開始している。
本格的海外市場に参入しようとしていました。

一方、【ペイメントWeChat(微信支付)】はソーシャルアプリWeChatによる決済サービスです。
中国大手IT企業テンセントが作った無料インスタントメッセンジャーアプリ:WeChat、機能はLINEによく似っています。
2011年1月21日に中国でサービス開始し、同年4月、海外向けに”WeChat”として展開されました。
中国国内市場をメインとしているアリペイと違い、WeChatは海外に中心を置きました。2015年2月の発表によると登録ユーザー数は11億2,000万人。また、20以上の言語版があり、200の国と地域をカバー、70を超える国と地域でナンバーワンのソーシャルアプリであることを判明しました。
2015年7月から、ペイメントWeChatは日本でサービスを提供することを発表し、日本の百貨店などにも導入されました。
同じく2016年の調査結果により、ペイメントWeChatはモバイル決済市場37.2%という、凄まじいスピードでマーケットシェアを奪っています。

長年中国国内モバイル決済市場を支配しているアリペイと膨大なユーザー数を抱えているペイメントWeChat。
2018年の中国国内モバイル決済市場は激しいバトルになりそうです。

新浪微博(シナウェイボー)発、新形のイベント

新浪微博(シナウェイボー)は、中国のSINA Corporationが運営するミニブログサイトで、TwitterとFacebookの要素を併せ持ち、中国全体のミニブログユーザーのうちの57%、投稿数にして87%を占めている。現在、中国で最も人気のあるウェブサイトの一つです。
2016年9月時点で全世界範囲内6億人以上ユーザーを抱え、中国国内最大のソーシャルメディアになります。

気軽にアカウントを作れることが出来、どこでもいつでも発信できる中国国内大人気のソーシャルメディアツール。
近年新浪微博(シナウェイボー)を使い、絶大な宣伝効果を得る個人や企業がどんどん増えています。
2016年6月16日、新浪微博(シナウェイボー)主催、アカウントのフォロワー数が上位の個人を招いて、上海で盛大な表彰式を挙げました。

表彰者全員タレントでもないですが、当日来場者人数は万人も越えていた。
表彰式の盛況も生放送され、このイベントも一気にトレンド話題に乗りました。
新浪微博(シナウェイボー)の知名度も大きな飛躍を達成しました。
 
どうしてこの様なことが成功出来るんでしょうか?
どうしてこの様なことがトレンドになれるんでしょうか?

アリペイの開発者がこう言いました。
“年寄りのおばあちゃんでも簡単にネットショッピング出来る環境を作りたい。”
WeChatの開発者がこう言いました。
“海外にいる中国人と国内にいる家族との繋がりをもっと簡単にしてあげたい。”
Tmallは“カップルだけじゃなくて、独身の一人でも楽しく過ごせる日にしたい”という理念で、ダブル11を企画しました。
田晓鹏監督は“今の若者たちに中国伝統物語の良さを伝えたい”一心で作品作りに冒頭しました。
新浪微博(シナウェイボー)はネット空間と現実空間の距離を縮めたいから、新形のイベントを開催しました。
 
どれ一つも明確な目標を持ち、人のために、人の役に立ちたいために開始したことです。
 
イベントもそうだと思います。

参加者のために、主催者のために、最高のプレゼントを差し上げたいという信念でやれば、イベントはきっと、成功になれるんじゃないでしょうか。

WORKS/REPORTイベント実績
・レポート

公開日:

2017DEC

22

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