日本へ来たら「粋」な浅草へ…!いざ参らん!
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世界最大のスポーツの祭典を間近に控え、インバウンド需要が高まっている今日この頃。
遠路はるばる日本に来てくださった海外のお客様にはぜひ『日本』を堪能してほしいという気持ち、ありませんか?
でも、東京には『海外の方が見たい日本らしい景色』が少ない!
どんどん新しいビルが建ち、オシャレでハイセンスになっているものの
それは『日本らしい景色』とはちょっと違うような……?
日本らしさといえば京都ですが、東京からはちょっと距離があります。
どこか、東京の中に『日本独自の雰囲気があって、粋でオシャレな街』はないものか……
あるんです!!
その場所の名は『浅草』。
今、浅草は海外のお客様に大人気の『日本らしさが味わえる、粋な街』になっているんです!
そこで今回は『最高に粋で魅力的な日本らしい街、浅草』をご紹介しましょう!
『日本』と聞いて思いつく伝統工芸が揃っている!
浅草といえば浅草寺と仲見世通り。雷門の提灯は誰もが知る名所です。
(私の手が写っているのはご愛敬ということで……)
仲見世通りとその近辺の商店街は日本・海外に限らず観光客向けに特化しており、粋なお店が集結しています。
金物屋さんにお好み焼き屋さん。建物の間に飾られている笹の葉が風情があります。
日本といえば日本刀に甲冑!
こちらのお店、商店街の中で何気なく営業しているのですが、
お土産用のリーズナブルな模造刀から、数十万を超える本格的な日本刀、
甲冑までそろっていました。
……今、何時代でしたっけ……?
仲見世通り付近のお店はシャッターにも和風のペイントがされており、閉まっている景色も楽しめるというこだわりです。
シャッターと看板の雰囲気が違いすぎて混乱します(笑)このごった煮感も浅草ならでは。
伝統的な品だけでなく、リーズナブルな「おみやげ」のお店もあります。
寄席も現役です!
路地を入るとまさに『江戸!!!』な純和風旅館もあります。
訪問したのが年末だったため、通りにはぎっしりと羽子板が飾られていました。
仲見世エリアの『西参道』は江戸時代をモチーフにリニューアルされており、ピカピカの江戸情緒(!?)が楽しめます。
……と、このように『時代劇に出てきそうな日本の景色』も
ふんだんにあるのですが、浅草にはもうひとつ、
それこそ京都では見られない『日本らしい景色』があります。
もしかしたら時代劇系の景色よりもレアで、なかなかお目にかかれないかもしれない景色……
それこそが『古き良き、昭和の下町』です。
高度経済成長期の日本にタイムスリップ
浅草の仲見世エリアにはいわゆる『時代劇的な日本』を感じさせる通りと『古き良き昭和の下町』をほうふつとさせる通りが混在しています。
創業58年のレトロな喫茶店。東京はチェーン店系カフェばかりなので、こういった個人経営の喫茶店に出会えると嬉しくなります。
こちらはあのビートたけしさんが見習い時代に通い詰めたというクジラ料理のお店。入り口にはたくさんの芸能人の若かりし頃の写真が!
ちなみに、今でも現役で営業しているそうです。
まさかのブロマイド屋さん。
……長嶋茂雄のカレンダーって、2020年版があるんですね……!
駄菓子屋さんの品ぞろえも豊富!
浅草といえば日本最古の遊園地、花やしき。設備はパッと見心配になるぐらいレトロで味があるのですが、親子連れで大賑わいでした。
『時代の変化』を味わいたいなら浅草に行こう!
浅草の街は一本通りが変わるだけで『時代の違う景色』に出会うことができます。
『時代劇的な日本』と『なつかしい昭和の日本』が共存し、すれ違う人の外国人率は高く、お店には高確率で英語のメニューが用意されている。浅草では『過去』と『現在』が地続きなんですね。
平安時代から続くお寺も、江戸時代の文化を守る宿も、ビートたけしが新人時代に通ったクジラ料理のお店も、ビッカビカのネオン煌めくディスカウントストアも受け入れ、変化し続ける。
これこそが、浅草のもっとも『粋』なところかもしれません。
ご無沙汰の方も、行ったことない方も、『日本』を感じたくなったときは浅草に足を運んでみてはいかがでしょうか?