イベント演出の新提案!エレベーターの面白装飾アイデア。
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みなさんこんにちは!お元気でしょうか。GPの宮永です。
次から次へとイベントをやっていると、アイデアって枯渇しがち。今日はそんなときに見てほしい、イベントに使えるクリエイティブなアイデアをご紹介します。
何かというと、イベント会場であればどこにでもある“アレ”を使用したアーティスティックなアイデア事例。
そう、“エレベーター”です。
自動開閉を利用した世界のエレベーターの演出アイデア事例
映画「スーパーマン」のPR
まずはこちらから。映画「スーパーマン」のPRの一環として実施されたエレベーターのラッピングです。
スーパーマンといえば、悪者が現れると新聞記者のスーツを脱ぎ捨て正義の味方へと姿を変えるのがお約束。そんな誰もが知るスーパーマンをエレベーターの開閉する扉を使用して上手に表現しているのがこちら。
スーツの下のシャツを開くと、そこには光り輝くSのマークが!扉が開いた瞬間に何の広告なのか一瞬で理解する秀逸なエレベーター装飾でした。
神と接触する形成外科へのエレベーター
お次はミケランジェロの名画「アダムの創造」を使用したエレベーターの装飾です。エレベーターの呼び出しボタンを押すと、神の指先に触れるヴィジュアルに。
こちら、なんと形成外科のクリニックへと続くエレベーター。神がアダムを作った瞬間を描いた作品を形成外科がネタとして使用するとは……!
病院に行くのは、やはりどこか憂鬱なもの。そんな気持ちを和らげてくれるユーモアの効いたデザインです。何となく、ボタンを押すだけで元気になれそう。エレベーターの装飾、ドアの開閉以外にボタンを使用するという方法もあるんですね。勉強になります!
切れ味抜群なナイフの広告
お次は日本で実施されたエレベーターの装飾事例です。エレベーターの扉に描かれているのはロブスター。美味しくて有名な一方で殻の硬さでも有名な食材。しかし扉を開くと…。
スパン!切れ味抜群そうな包丁が登場したじゃありませんか。扉が開いていくとロブスターが真ん中から一刀両断されているかのよう。こちら、料亭かと思いきや、加賀谷製作所の包丁の宣伝だそうです。面白いですよね。
LGのリアルすぎる剥がれ落ちる床
お次は液晶で有名なLGの事例です。
さすが科学技術の最先端をいくLG!と言いたくなるハイクオリティなエレベーターを使用した施策がこちら。
オフィスビルでしょうか。いつものようにエレベーターに乗っているとなんと足元からエレベーターの床にはめ込まれたパネルが一枚一枚剥がれ落ちていく!!
これはLG電子製液晶モニタの高画質さをプロモーションする一貫のイベントなのですが、流石LG。本当に高画質。乗客の皆さん、一瞬ものすごい焦ってるのが分かります。
エレベーター内に液晶パネルを使用すれば、こういったネクストレベルの仕掛けをすることも出来るんですね。例えば足もとを上空にしちゃって空中浮遊っぽい雰囲気にしちゃったりも。面白そうですよね。
恐怖!「Frightening October」のゲリラスタンド
お次は、世界中で人気のあるホラードラマ「Frightening October」です。本ドラマの新シリーズにあたって実施されたプロモーションがこちら。
エレベーターに設置されているスクリーンから流れるのはいつものニュース。しかしそこに映し出されたのは「死体が葬儀中にいなくなった」というお昼の報道。不可思議なニュースをぼんやりと眺める乗客たちの前に現れたのは、まさしく報道中のこの男性だったのです!
もはやクリエイティブな巻き込み型エンターテイメント。いやしかし、実際この場にいたら相当びっくりするというか恐怖でしょうね。
エレベーターの往来のたびにオレオがミルクに浸される
私事で恐縮ですが、私、オレオって絶対にミルクに浸したい派なんですよ。そのまま食べてもサクッとしていて、中のクリームが上手いことマリアージュして勿論美味しいんですけど、ミルクに浸せばまろやかさが増すしクッキーの硬さに表情が出て尚良し…!
そんな私がグッときたのが、ガラス張りならではのアドアート。
エレベーターの外壁にオレオが、1階部分のガラスにミルクが描かれており、上り下りする度にオレオがミルクに浸っていきます。こんなの永遠に見ていられる……。まさに、ガラス作りのエレベーターならではの仕掛けです。
私は猫派!パーソナリティに訴えかけるシンプルな演出
お次はエレベーター内に書かれた究極(?)の選択。
エレベーターが開くと、そこには2つの選択肢が。あなたは犬派?それとも猫派?
これは悩む!!と言いつつ私は猫エリアへ、そしてあなたは犬エリアへ。
このアイデア、すごくシンプルですが、乗客同士が話すきっかけになりそうですよね。
例えば、イベント会場へ通じるエレベーターの中で、イベントに関わる選択をお客さんたちにさせる……なんてこともできるんじゃないでしょうか。もちろん、この場で声に出して答えなくてもいいんです。こうした移動手段に盛り込まれた装飾は、イベントへ参加する道すがら「もう始まっているんだ!」というウキウキ感を感じてもらえそう。
扉が開けば、そこはディスコ!
SNSのご時世、人々が求めるものはフォトジェニックな空間です。どこもかしこもインスタ映えスポットがありますが、エレベーターの中ってどうでしょうか??
こちらのエレベーター、扉が開くとまさかのディスコ風。80’sのポップなカラーとミラーボール、そしてラジカセから流れるド派手なサウンドに乗客も踊り出しそうです。
これもイベントに応用できそうなアイデアですよね。会場のエレベーターをイベントテーマに合わせてド派手に演出なんていかがでしょう? 写真に撮るだけでなく、拡散してもらうスポットとしても大活躍するのではないでしょうか。
因みにこのディスコエレベーターと先ほどの犬猫エレベーター、ロンドンの同じオフィスビルで、装飾をしたデザイン会社のオフィスなんですって。営業先のデザイン会社のエレベーターがこんなにユーモアの効いたものだったら仕事への期待値も自ずと上がってしまいそう。
扉が開くと別世界。
エレベーターって日常の中に当たり前にあるので見過ごしがちですが、だからこそ逆に不意を突く驚きを人々に与えることのできる超ナイスなスポットだったりするんです。日本ではあまり見かけませんが、今回ご紹介したようなエレベーターの自動開閉を利用したプロモーションやアートって世界を見渡すと結構事例があったりします。
普段と変わらない気持ちでエレベーターに乗ると、そこは驚きの新世界だなんて、なんてことない一日がスペシャルなものになる気がしませんか?
エレベーターアートはシンプルながらインパクトが絶大なので、プロモーションや広告としてこのアイデアを使用するのはもちろんのこと、イベント会場への誘導の際に前座としての世界観の作り込みにゴリ押しします。会場までの道のりがまさかのフォトスポットになっちゃったりして。
さあ、あなたはエレベーターをイベントにおいてどう使う?
そんなワクワクしちゃう演出アイデアのご紹介でした。ではまた。