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毎日がお祭り騒ぎ!縁日がテーマのエンタメ施設が登場

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“GP TECH” generating now…

こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

みなさん、お元気でしょうか? GPの宮永です。
本日紹介したいのは、前橋に新たに登場したエンタメ施設「ENNICHI by 1→10 アクエル前橋」。

縁日といえば、子供の頃の記憶がふわっと蘇る日本ならではのドメスティックカルチャーですね。とにかく『なつかしい』という印象が先に来ます。

そんな縁日をコンセプトに据え、最新のデジタルやセンサー技術を駆使したフォトジェニックなエンタメ施設ができた! ということで、これはなんとも面白そう……。早速リサーチしてみました!

コンセプトは“縁を結ぶ場所”

JR 前橋駅北口の複合施設「アクエル前橋」地下1階に登場した「ENNICHI by 1→10」。プレスリリースはこんな風に書かれています。

「「ENNICHI 前橋」は、「縁を結ぶ場所~An Experience in Connection~」をコンセプトとした施設で、日本全国から八百万の神さまたちが集まる特別な縁日です。」

八百万の神!!渋っ!!!!

確かに縁日はお祭りにつきもの。お祭りといえば神社……ということで、違和感はありませんね。もちろん、理由はそれだけではありません。

JR前橋駅北口地区は、前橋市の再開発事業において重点を置いているエリアです。今後、高層タワーマンションを中心に住宅の供給や子育て支援施設などの設置が計画されているような、キッズに優しいファミリーエリアなのです。

ということで、「ENNICHI by 1→10」は、単なるエンタメ施設ではなく、『キッズたちが楽しみながら文化を学べる施設』として誕生したんですね。

ここ最近、親の世代も日本独自の文化を知らない人が多くなってきています。皆さん、「さくら〜さくら〜♪やよいの空は〜…」以降分かりますか?! そういうことです(分かる人尊敬します)。

つまり、お子様はもちろん、親が子供と一緒に日本の文化を学べる場所でもあり、祖父母が孫を連れて遊びにくる場所でもある……そんな“街ありき”のエンタメ施設なんです。このしっかりとしたコンセプトに拍手!

『楽しみながら学べる』最新技術が盛りだくさん

……とはいえ、ただ縁日を再現し「ほら〜Aちゃん八百万の神様だよ〜、これが天照大御神だよ〜」なんて和紙に描かれた絵を見せてもキッズには響きません。
日曜朝の特撮や女児向けアニメ等を見て、キラキラしたものに憧れているだろうキッズに日本のわびさびを理解しろといっても無理があります。

では、何でキッズのハートと日本古来の文化を繋ぐのか?というと……そう、最新技術!

この施設では花火や金魚すくいなど『日本古来の遊び』をモチーフに、各種センサー、プロジェクション技術を活用した最新の映像技術と日本の伝統文化を同時に楽しめるフォトジェニックなコンテンツが盛り沢山、これでもかと詰め込まれています。

そもそも、「ENNICHI by 1→10」は株式会社ワントゥーテンが手掛ける“古くからある日本各地の伝統文化を見直し、革新的なクリエイティブやテクノロジーを掛け合わせ新様式を生み出すプロジェクト”である「ジャパネスクプロジェクト」の一環なんです。

日本の守りたい文化をデジタルアートや圧倒的な没入感、拡散したくなるビジュアルなどで後世に繋げていく。めちゃくちゃ素敵なプロジェクトですよね。

因みに参加しているトップクリエイターの中には市川海老蔵さんの姿もあります。

神々と遊ぼう!体験したい6つのコンテンツ

では、具体的にどんなコンテンツがあるんでしょうか。一緒に見ていきましょう。

自分のアバターと神様が一緒に踊る「万縁舞(よろずえんぶ)」

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

群馬県の伝統である“上州八木節”をモーションキャプチャ技術でデジタル化し、会場にある3Dスキャンブースで撮影した自分のアバターが神様たちと一緒に踊っちゃう、超ご機嫌なコンテンツ。なんと自分の3Dアバターを使ったコンテンツが常設されるのは今のところ日本初らしい。

映像で使用されるのは八木節を代表する「国定忠治」の語り唄。CGで再現される振り付けや歌詞の意味やそれに伴う理由などのバックグラウンドはパネルで詳しく解説されます。

好きな色でお面を作ろう「面化粧(おもてけしょう)」

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

お次はこちら。

日本には古来より様々なお面が創られてきた歴史があります。歌舞伎の隈取りやひょっとこ、お多福など挙げていくとキリがないほど。

「面化粧(おもてけしょう)」では、用意したお面の雛形と呼ばれるうちわに好きな色を塗ってスキャンすると、自分の描いたオリジナルのお面が投影されるのだとか!しかもこの雛形はお家に持って帰ることができるため、家族で遊んだ思い出として手元に残るのも嬉しいポイント。

豆まきで悪鬼を倒せ「福豆蒔(ふくまめまき)」

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

こちらは名前の通り、節分の豆まきをモチーフにしたコンテンツ。お祭りを邪魔しにきた鬼たちに豆をクリティカルヒットさせろ!というもの。ちょうど鬼滅の刃が話題になっているところですし、これは盛り上がりそう。

ここで重要なのが『豆をパネルの鬼に投げつけて鬼退治する』ということで終わらないところ。その行為の歴史や文化を学びながら遊べるっていうところがスマートなんですよね。

絶対映える!動く日本の伝統文様「柄時雨(がらしぐれ)」

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

さて、こちらはオシャレさんにオススメのコンテンツ、「柄時雨(がらしぐれ)」。日本の伝統模様や着物に使われる伝統的なモチーフを題材に、フォトジェニックな写真を撮影できるフォトスポットコンテンツです。

因みにこちら、人の位置を認識するセンサーが搭載されているので常に異なるビジュアルを撮影することができちゃいます。しかも日本古来より伝わる文様や伝統柄の由来や出典、歴史も優しく教えてくれる。きちんとテキスタイルのバックグラウンドを知って自分のお気に入りの柄を見つけるのもありかも。

日本伝統色のストーリーを知る。彩金魚(いろどりきんぎょ)

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

日本には昔から伝わる”日本伝統色”と言われる色があるんですけどご存知ですか? この伝統色、元となったモチーフが存在します。そして、色名の由来を和の美しさを感じながら学ぶことができる魅力的なコンテンツがこの彩金魚(いろどりきんぎょ)です。

水の中を漂うのは色とりどりの金魚たち。この金魚に触れると金魚の色名の由来であるモチーフにするりと変化。日本らしい雅やかなコンテンツですね。

お祭りといえば!縁花火(ゆかりはなび)

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋、縁日、デジタル、プロジェクションマッピング 、エンタメ施設
Photo:プレスリリースより引用

祭のフィナーレといえばやっぱりコレ。縁日のクライマックスを彩るのは花火ですよね。これはどういうコンテンツかというと、自分の姿が夜空に浮かび、それを見ながら体を動かすことで様々な形の花火を打ち上げることができるというもの。

複数人で参加すれば様々な色が混じり合い、更に大きな花火が打ち上がる。つまりは。家族や友人との繋がり(縁)を感じながら楽しむことができる本施設のテーマにぴったりな目玉コンテンツです!

これからは『楽しむ』学びの時代

日本の文化って、やっぱり後世に伝えていかなければいけないと思うんです。でも、ここ最近は触れる場所すら減ってきています。
かといって、興味もないことを小難しい表現で押し付けられても嫌がられるのが関の山。世の中に楽しいコンテンツがあふれている今、『楽しい』がなければ振り向いてもらえません。キッズに楽しくないことをやる暇はありません・笑

こういう時こそエンタメ。今まで興味がなかったことを身近に感じさせたり、面白いかも! と思わせる力を持つエンタメは学びのモチベーションを高めてくれます。学校でも、好きな科目の成績は良かったですよね? それと同じこと。

この『エンタメの力』は、今後ますます重要視されていきます。これは企業イベントでも同じ。面白くもないものを黙って見てくれる時代は終わりました。
いかに参加者を楽しませるか、そのためにどんな企画が、演出が向いているのか?
縁日をここまでエンタメに仕上げた 「ENNICHI by 1→10」 から学ぶことは多そうです。

ENNICHI by 1→10 アクエル前橋
開館時間 10時~22時  ※最終入館は閉館の1時間前まで
定休日 年中無休

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公開日:

2021OCT

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