『参加したい!』テンションが上がる体験型イベント大紹介!
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みなさんこんにちは!GPの宮永です。
オンラインイベントが花盛りの今日この頃ですが、やっぱりリアルイベントも恋しい今日この頃……。そして「せっかく外に出るなら、今までにないようなテンションが上がることがしたい!」という気持ちも湧いてきますよね。
実は今、リアルイベントにも技術革新の波が来ているんです。
オンラインイベントばかりが話題になりますが、リアルイベントも負けてはいません。すでに世界中、様々なところでイベントが企画され、実施されています。
というわけで、今日はリアルイベントを開催するで参加者を夢中にさせちゃう魔法のコンテンツ、“体験型コンテンツ”についてご紹介していこうと思います。
“体験型”というコンテンツの重要性
さてみなさん、突然ですがイベント運営を行う上で、どんなコンテンツを用意しようか悩むことってありますよね?
フードやドリンク、舞台装飾やステージコンテンツは何とな〜く思い浮かぶ。しかし参加者が積極的に「やってみたい」と思ってアクションを起こすトリガー役のコンテンツを考えるのは至難の技。
ということで、今回はGPがアイデアマンとなってすでに実施されているイベントでの事例をポイント兼ねてご紹介できればと思います。
せっかくイベントに来ていただいたんです。思う存分楽しんで帰ってもらいましょう!
おもしろ体験型コンテンツ事例7選
ARを使用した病みつきになる参加型謎解きゲーム
まずはこちら、以前東京、丸の内、日本橋エリアで実施されていたARを使用した「ARリアル謎解きゲーム 空の展覧会」です。ゲームの内容としては、エリア内に用意された12の空のフレームを見つけ、ARアプリを起動すると謎解きの手がかりが見つかります。謎を解き明かすと空の絵を見ることができるといったストーリーになっています。
実際に現れるフレームは空だけれど、デバイスを通すと新しい世界が現れる。しかも映し出されるのは謎解きのヒントだけでなく、フォトフレームやフォトジェニックな仕掛けです。
いや〜、リアルとバーチャルをうまく連動させた素晴らしいアトラクションですね。
ゲーム自体に興味があろうがなかろうが、どんな映像が現れるのか気になるしちょっとやってみたいかも…という気持ちになってしまう。にくい!
参加した人々のコメントはというと、ゲームによって今まで知らなかった場所に行けました!だとか、行くつもりのなかったお店で買い物をしてしまったなどなど。例えばこういった参加型ARコンテンツをイベントに取り入れれば、参加者が自ら知ることはなかった企業の訴えたいメッセージを伝えることができるかもしれませんよね。
リアルにバーチャルをプラスして来場者の想像力を手助けする
イベントにおいて伝えたいことはちゃんとあるのに、リアルが邪魔してどうしても伝えきれないなんてことありません?そんな時はARに頼りましょう。私たちが想像し得ないスピードで技術は日々進歩しています。
事例としてご紹介するのは@aroma神宮前店で実施されたこのイベント。
店内に入りAPカメラを起動すると、店内の床には様々な種類の色とりどりの花々が。
ラベンダーやカモミールなど、フレグランスに由来する草花が鮮やかにバーチャル空間を飾ります。またこちらのバーチャルをさらに盛り上げるため、リアルでは本格的なネブライザー式ディフューザー「オーブ」を使用。
リアルとバーチャル持ちつ持たれつで表現したい世界観を作り上げている素晴らしい事例ですね。
自分の票が勝敗を左右するチップスバトル
さて、お次は海外での事例をご紹介。ポテトチップスLay’sがオランダのユトレヒトの街中で行ったチップスのバトル!これ個人的に大好きなんですよねー!
Lay’s Maak de Smaakと名付けられたこのチップスのフレイバーバトル。観客参加型のクイズ形式のイベントで誰でも楽しめます。
建物の壁に映し出されるのはLay’sの2つのフレイバー。道には赤と青2色に色分けされており、参加者は自分が応援するフレイバーのエリアにそれぞれ移動。その後映像上でチップス同士がバトルをし、エリア内の人数が多い方が勝ち。
さて、我々日本を代表するフレイバーのワサビも中々良い成績ですよ。ワサビキャラは忍者なのね。笑
こういったゲームなら企画するイベント内でもできそうって思いませんか?!少しユーモアの効いた面白い映像とイベントと信憑性あるネタを用意すれば盛り上がるのは勿論のこと、自ずと参加したくなること間違いなし。
フォトジェニックは勿論、今の時代はムービージェニックで行こう
インスタグラムで更新されるのはもっぱらストーリーですよね。自分もインスタに投稿するときはストーリーの方がささっとアップしやすいな、なんて思ったりますから。ストーリーといえばメインは動画。つまり、インスタ映えってもはやフォトジェニックっていうよりムービージェニックなの?!
フォトブースは若干古いかも。動画時代の今、動きのあるブースを作ったらいいじゃない!ということで2つ事例ご紹介していきますね。
まずはこちら。120万枚の花びらに埋もれながら室内でお花見を楽しめる「サクラチルバー 」。
佐賀の日本酒「佐賀ん酒」の飲み比べや名産のおつまみを楽しむことができるのですが、まあ何と言ってもメインはこの“桜風呂”。
見た目の華やかさとわかりやすさで一時期メディアを一世風靡し話題になりました。確かにこんな桜風呂今まで見たことないし、日本人だしね、ちょっと試してみたいかも…。。なんなら拡散したいかも…。って気分になるじゃないですか!
さて、お次はこちら。
大人のボールプールパーティー「tamapa」です。
みなさん覚えてます?私小さい頃ボールプールって大好きだったなあ。一生埋れてたいのに親に速攻で救出されて家に連れ帰られてましたっけね。今思うと親からしてみればすんごい長い時間ボールプールで溺れてたんでしょうけど。
そんなノスタルジーを呼び起こす大人も楽しめるボールプールがありましたよ。
50,000個の真っ白のボールが飛び交う大人のためのボールプールパーティー。いや〜フォトジェニック、いやいや、ムービージェニック。しかもこの真っ白なボールの海にプロジェクションマッピング 投影+DJの音楽も一緒に楽しめるなんて、ああ、アダルト。大人になった今でも非日常を体験できるしこれは楽しめる。
こういったムービージェニックなコンテンツをイベントに用意してあげたらお客様のテンションは爆上げ間違いなし。もはやSNSがソーシャルのメインにおどり出る今の時代、トレンドのムービージェニックは外せませんよね。
自分のデザインがスタバのカップに
いつの時代もみんなに愛されるカフェといえばスターバックス。そしてこのスタバのカップといえば真っ白のカップにグリーンのマーメイドアイコンのデザイン。このどこのスタバにも置いてある白いプラスチックカップを使用したデザインコンテストがアメリカで実施されたんですけど、これ面白そう。
「#WhiteCupContest」という名前のこのコンテスト。どういった内容かというと、ユーザーが手持ちの白いカップにオリジナルデザインをしてインスタグラムにハッシュタグにコンテスト名をつけてアップ。勿論誰だって参加ができて優勝者のデザインが商品化する。と、まあこんな内容。
コンテストにはインスタグラム上で多くの人が参加しました。スタバのロゴに落書きをしたようなラフなデザインから、事細かにデザインされたものまでユニークなものが様々登場。
ちなみに優勝デザインはこちら。
例えば企画したイベントでもイベント開催中にこれと似たような事ができないでしょうかね。
お皿でも封筒でも名刺でも、なんでも良いんですけど落書きなりデザインをしてもらう。参加している感一気に上がると思うんですよね。だってもしかしたら自分のデザインが採用されるかもしれないんですから。
優勝デザインを後日改めてプロダクト化し来場者に郵送。この日のイベントの記念品にしてもらうとか。結構面白いと思いません?
バーチャルで親和性のある場所をサイクリング
どんなイベントにもストーリーがあり、きっとどんなストーリーにもどこか特定の場所って関係してくると思うんです。
そんな場所に来場者を連れていってあげることができたら、イベントのバックグラウンドをもっと深く理解してもらえると思いません?
つい最近ARを活用した室内サイクリングアプリ「Rouvy AR」を使用したバーチャル大会「赤城山ARヒルクライム」が開催されました。最新技術を活用し、赤城山ヒルクライムコースの映像をオンライン仮想空間に再現したこのイベントには世界中のどこからでも参加することが可能。
現在ARスポーツのアプリが続々登場しています。サイクリングやランまで用途は様々ですが、こういったアプリを使用してイベントを盛り上げてみるのはどうでしょう。
イベントのストーリーに由来する場所に会場から最新技術を使用してふらっと訪れることが出来るなんて素敵だと思いませんか?
終わりに
企画自体は普段やっているものとそこまで変わらない内容だとしても、コンテンツによって面白味ってガラッと変わるもの。さらには来ていただいた方たちが積極的に参加したいと思える“参加型コンテンツ”であれば尚更、イベントへの親しみは増すはず。「行っておいたほうが良い1イベント」ではなく、次回もまた参加したくなる面白かったイベントとしてポジティブな記憶が残ります。
注意点は目新しい体験型コンテンツにただただ飛びつくのではなく、イベントの目的を達成できるようなストーリーにコネクトすること。参加型コンテンツを伝えたいストーリーと色濃く繋げることで、これまで以上にイベントの存在意義は確実に上がるはず。
みんながワクワクする上に、イベントの意味合いを強くするコンテンツ。あなたは何を思い浮かべますか?