【現代のミュージックビデオが凄すぎる!】河西おすすめMVの演出!
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みなさまこんにちは!グローバルプロデュースの河西です。今回は皆様に、演出が“スゴイ”ミュージックビデオを河西の独断でご紹介します。
音楽サービスが流行っている中ではありますが、私は必ずお気に入りのアーティストはミュージックビデオを見るようにしております。最近のミュージックビデオのクオリティは正直やばいです……映画を見ているような映像美や、独特な演出とコンセプト……やはりミュージックビデオというのは深いなぁとひしひしと感じております。
その中でも個人的なベスト5、今回は映像演出の観点でご紹介したいと思います。皆さんもチェックしてみてください!
第5位 10-FEET – STONE COLD BREAK
こちらは2010年と少し古いのですが、ワンカットの物をスローモーションで演出しております。冒頭は変化がなさ過ぎて止まっているのかと思いましたが、人の表情をうまく表現しているなと感じました(笑)。
おそらく距離的には30mほどだとは思うのですが、3:25間を贅沢に使う演出がとても印象的でした!
第4位 D.A.N. – Anthem
抽象的なオブジェクトが広大な大地、空に浮いているのが特徴です。ディレクターは「無重力のダンスフロア」と「真っ白い悪夢」を想起して制作したそうです。
無重力のダンスフロア……コンセプトワードが強いですよね。そのワードを聞いただけで体験したくなるようなコンセプト及びストーリー設計はイベントにおいても必要ですね。
最近はCG空間でのイベントも増えてきたので、こういった無重力を表現したアセットもいいなと思います!
第3位 millennium parade – Veil
millennium paradeとはKing Gnuのメンバーでもあるミュージシャン・常田大希が主宰する音楽プロジェクト。そのミュージックビデオを制作しているのが、同じく常田大希が主宰するPERIMETRONです。PERIMETRONは多方面活躍しているクリエイティブチームでありながら、様々なアーティストのミュージックビデオを制作しております。
私はPERIMETRONの大ファンで、彼ら特有のコンセプトがとても好きです。映像展開も見ていただいて分かる通り、だれも真似できないような独特な世界観で描かれております。その中でもVeilという曲のMVは一人の女性アンドロイドが音楽に合わせて宇宙の起源について歌うという、もう説明からして不思議。演出としては、女性を取り囲む無数の仮面と配線が視聴者を魅了させます。個人的には白と黒を基調したシンプル且つ派手な演出がたまらないですね。
第2位 Yahyel – once
この曲は、私の好きな曲の一つでもあるのですが、ミュージックビデオも最高です。
私は英語が弱いので、歌詞の深い意味は解けないのですが、なんか“ビビッと”きます。
イベントにおいてもなんかわからないけどいいという感情は大事で、お客様はロボットではなく感性を持っている対人です。だからこそ、なにかビビッとくるような演出は重要な観点です。このミュージックビデオのように一人の女性が踊っているのをどのように見せていくか、ただ単に踊るのはなく音楽とコンセプトに合わせた一工夫が視聴者の心をつかむのだなと感じます。
第1位 millennium parade – Bon Dance
こちらは、コロナ禍という社会現象の中、なかなか外に出れずもちろんイベントなどを行えない。そんな苦しい毎日が一刻も早く回復するようにと願われたミュージックビデオになっております。ストーリーは不思議な渋谷の街の夜に迷い込んだ少年少女が、「お盆」という一つのコンセプトのもと百鬼夜行に遭遇し、祭りへの想いを集約したものになっているのですが、とにかく映像美がすさまじいです。全編フルCGで制作されており、まるで一つの映画を見ているような感覚です。
こちらも第3位で紹介したPERIMETRONが全体プロデュースをしております!
私が特に好きなシーンがこちらです!仮面をかぶった勇ましい少女と共に、オーラのように感じさせる背景演出。寄りと引き画が巧みに使用されており没入かもUPですね!
最後に
いかがでしたか?私の個人的なランキングにはなりますが、現代のミュージックビデオは進化が凄いです……。我々プロデューサーはこういった映像からもインスピレーションを受け、演出に落とし込んだりしております。皆さんもお気に入りのミュージックビデオがありましたら是非河西まで!!