パリ最先端のVRアトラクション「Fly View」が面白い
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みなさんこんにちは!
GPの宮永です。
観光客が訪れる都市1位に毎年のように選ばれる、フランスの首都パリ。
エッフェル塔にシャンゼリゼ大通り、オペラ座にルーブル美術館、ノートルダムにモンマルトルの丘、ムーランルージュなどなど、パリに訪れたことがなくても知っている場所が目白押しですよね。
だからこそ「短期旅行じゃ回りきれない!」というのが悩みどころ。しかし、この嬉しい悩みを解決してくれるアトラクションが誕生しました。
「え? ツアーとか最新の乗り物とかじゃなくて、アトラクションなの?」
そう、アトラクションなんです。ということで、この都市型最新アトラクションを今回はご紹介していきたいと思います!
花の都パリを空中散歩。Fly Viewって一体何?
まず、Fly Viewがどんなアトラクションなのか、かいつまんでご紹介しますね。
Fly Viewとは『ジェットパック』と呼ばれる直立型フライトマシンに飛び乗り、VRによる360°の美しいパノラマ映像をヘッドギアを通して眺めることによりパリの街を空中散歩しているかのような体験ができるアトラクションです。
観光で行きたい建築物って、パリに限らず大きいものが多いですよね。大きい建物を上層部までちゃんと見るのはなかなか難しいですが、このフライトビューにかかればそんな心配も無用。それこそ鳥になって空を飛んでいる気分で街を見下ろすことができるのですから。
これはまさに『新しい観光体験』。実際に訪れる臨場感に加え、VRの力を使ってまた別の目線から街を知るってのは良いアイデアかもしれません。
CGではなくリアルな映像が魅力
なお、このFly Viewに使用されている映像はCGではなく、実際にドローンで撮影されたものです。CGではないため、めちゃくちゃ高画質!すごいクリアな映像!というわけにはいかないのですが、そこが逆にリアル。
また、火災によって悲しい姿となった現在修復中のノートルダム寺院も、FlyViewでなら訪れることができちゃいます。
アトラクションがあるのはテーマパークとは程遠いビルの中
さて、ではさっそくFlu Viewを実際に体験してみましょう!
Fly Viewはパリの中心、オペラガルニエの近くにあります。「えー、そんなところにアトラクションなんてあるの?」と思いますよね。実際Fly Viewは夢のあるテーマパークやエンタメ施設とは程遠い、一見オフィスビルと間違えてしまうような建物内にあるんです。
中に入ると、さらにオフィスのよう。クリーンに統一された清潔感あるスペースはIT系の会社みたい!
正面にはチェックインカウンターがあるので、そこでチェックインという名のチケット購入を済ませます。シーズンによって色々なコースがあり、好きなものを選んでチェックイン。単なる『チケット購入』ではなく『チェックイン』っていうトラベル感ある響きがまた嬉しいですよね。
いよいよ飛行開始!
さて、チケットに記載された“Deperture Time”をチェックして登場ゲートへ。
搭乗前にスタッフから説明を受けます。パリの上空を1人で飛ぶんですから、命の危険はつきもの。ここではきちんと話を聞きましょう!
説明を聞いたら、いよいよ搭乗です。気を引き締めて!シートベルトをしっかりしめて、VRヘッドセットを装着しましょう。
そして乗り込むのがこのマシーン。 これは中々クールですね!
安全確保OK?ではいよいよテイクオフ。
ここはエッフェル塔の中をくぐり抜けてるところかな? この通り、ただ上空から眺めるだけでなく、建造物を潜り抜けたりとリアルだったら叶わないことができるのも魅力です。
様々な追体験コースで何度でも楽しめる
Fly Viewはコースも豊富。基本のパリ上空を飛行するコースの他、パリに隠されたモニュメントの中を詮索して謎を見つけるものや、今は燃えてしまった美しいノートルダム大聖堂を上空、または中に入って追体験するものなど、様々なコースを楽しむことができます。
さらん、コースには12分コースと24分コースがあり、チケットは1人15ユーロからというお手頃価格も魅力的。
ふらっとパリの中心地オペラへ訪れたら、ショッピング行く? って感じの感覚で非日常を体験できちゃう、そんな新感覚の都市型エンターテイメントって今まで中々なかったですよね。VRなどの最新技術が進化したからこそ登場した最新ツールです。
VRで体験できる『屋内の野外体験』
私が今回面白いなって思った点は、街の中でふらっと立ち寄れる気軽なエンタメ施設だっていうポイント。少し足を伸ばせば世界観にどっぷり浸かれるエンタメ施設はありますが、街中にあることで気軽さが段違いになります。
また、VR施設は『屋内でありながら、屋外のような体験ができる』のも大きなポイント。東京のような『広いスペースを取りたくても取れない』場所でも自然豊かな場所に行った気持ちになれるのは嬉しい。しかも『ただ屋内で屋外のような景色を見る』だけでなく、空から見てみたり、本来は入れないところに入ってみたりと、一味違った体験も可能。
このFly Viewは今はパリにしかありませんが、この先NYやロンドン、そして東京などの大都市に進出してきたら……それこそ、都会に必要不可欠なエンタメアクティビティになるかもしれませんね。
VR技術は今まさに大きく進化している最中です。ゆくゆくは施設に行くのではなく、機材をレンタルしたりイベント会場に設置するなどの道も開けてくるかもしれません。イベントのコンテンツになる日も来るかも……?
ということで、今回はフランスのFly Viewをご紹介しました!
ではまた。アデュー!