買うまでタイトルも中身も分からない?!話題のブックカフェに潜入!
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こんにちは!トレンドは見逃さないGPの熊木です!今回はTikTokでバズっていたブックカフェに行ってきました。
「本と珈琲 梟書茶房」
TikTokでバズっていたブックカフェは池袋駅目の前、Esola(エソラ)池袋4階にある「本と珈琲 梟書茶房」です。
店内は図書館のようになっており、横1列に並んだ一人用の席や、ゆったりとくつろげるソファー席、本棚の間に挟まれた勉強机のような壁沿いの席など、とても広々としていました。
装飾も全体的に落ち着いており、長時間の作業にもピッタリです。
フィーリングで本を選ぶ?!
……と、内装の説明をしましたが、このブックカフェがバズっていたのは内装が素敵だから、だけではありません!
ブックカフェという名の通り、カフェ内にはたくさんの本があるのですが……実はここに置いてある本、全て、タイトルも内容も何一つ分からないんです!
本はすっぽりカバーで覆われ、その上におすすめポイントと感想が書かれたカードがあります。このカードの内容を元に、直感で本を選ばないといけません。
梟書茶房の魅力➀
梟書茶房は本屋でもあるのですが、本の数は他の本屋と比べとても少ないです。
本の種類が少なくて、しかも中身がわからなくて、カフェが併設……どうしてこの形式にしたのか、不思議ですよね!
これは読書の習慣がない人、普段本屋に来ない人にとって本を手に取ってもらいやすく(選びやすく)するためとのこと。確かにたくさんの本が並んでる様子は壮観ですが、選ぶのに疲れちゃうことってありますもんね……。
タイトルと内容を隠して置いているのも、そのような方たちに本を「選んでもらう」ためです。また、本には通し番号が記載されていて、次に読むべきおすすめの本の番号が記載されています。
読書の習慣がない人を巻き込むために、「次の本を探す」習慣を身に付ける施策になっているんですね!
梟書茶房の魅力➁
さらに……私がとても気に入ったのはお会計の札です。
カフェのお会計札って、感熱紙の伝票がクリップで留められているタイプが中心ですよね。
でも、梟書茶房ではこれが『番号のついた鍵』なんです。確かに、雰囲気の素敵なカフェで感熱紙の伝票が置かれたら現実に引き戻されてしまいますもんね笑
細部にこだわって空間演出をすることはとても大事ですね!
梟書茶房の魅力③
梟書茶房はブックカフェですから、買った本をそのまますぐカフェで読むことができます。これは嬉しい!
さらにこのカフェ、ただ『自分で買った本を読む』だけじゃないんです。
カフェのメニューには「本と珈琲のセット」があります。
これは何かというと……梟書茶房の珈琲賢人「菅野眞博」と、ブックマスター「柳下恭平」が手を組み、『毎回異なるテーマをもとに、珈琲をブレンドし、本をチョイスする』というもの。もちろん、何の本が来るのかは注文してみるまで分かりません。一つのテーマに対し、選りすぐりの『本』と『珈琲』がいただける……とてもユニークな発想ですよね!
ちなみに、公式サイトでは過去のテーマと選ばれた本、珈琲のブレンドが公開されています。「このテーマでこの本を選ぶんだ!」と、見ているだけでも楽しいですよ!
不思議な世界観に引き込まれる「梟書茶房」、ぜひ行ってみてください!