学大高架下「GAKUDAI KOUKASHITA」に新エリア登場

みなさんこんにちは！GPの宮永です。
「世界で最もクールな街」に選出された学芸大学の学大高架下リニューアルプロジェクトに新エリアが登場。「GAKUDAI COLLECTIV」と呼ばれる新しいエリアは“参加型複合商業施設”ということで地域を巻き込んだ面白い形で盛り上がりを見せそうな予感。

地域と共創する新エリア「GAKUDAI COLLECTIV」とは？

さて、学芸大学といえばイギリスのTimeOut誌で2024年の「世界で最もクールな街」に選出されたことでも一躍話題に。

1番身近で刺激的な街に出かける🚶‍♀️

『学芸大学が2024年「世界で最もクールな街」ランキングに選出』https://t.co/JryU9bq33W

— Time Out Tokyo JP (@TimeOutTokyoJP) September 27, 2024

この学芸大学の玄関口とも言える学芸大学駅の高架下に11月30日(土)から開業したのが「GAKUDAI COLLECTIV」なのです。

様々な文化が入り組む集合地

「GAKUDAI COLLECTIV」は東急がリニューアルを進める「GAKUDAI KOUKASHITA」内に誕生する、碑文谷公園に隣接した新エリア。

12の小さな商店が連なる商店街を中心に、コワーキングスペース、アトリエ、オープンスペースを備えた参加型複合施設が誕生というなんとも楽しそうな出で立ちに。

店主やワーカー、クリエイター、地域住人を巻き込むコミュニティーエリアになると言われており、様々な文化が入り組むことは間違いなさそう。色々な人たちがコネクトすることで化学反応を起こし、新たな価値やアイデア、さらにはサービスが生まれる集合地として今から注目を集めています。

「GAKUDAI COLLECTIV」を構築する4つの要

【 SHOTENGAI 】

「GAKUDAI COLLECTIV」を構築する4つの要の1つめが商店街。小さな個店12店舗が路地に連なる、懐かしくて新しい商店街って、店主の「好き」や「チャレンジ」が詰まったお店、ローカルとの関係性を大事にするお店が多いですよね。

そんな個性が光るお店が集まった商店街は「GAKUDAI COLLECTIV」を盛り上げます。ひと連なりの縁側でお店同士やお客さま同士がつながり、お店の行き来だけでなく、アイデアや経験を共有したり、様々なコラボレーションが生まれる有機的な場所になること間違いなし。

【 ATELIER 】

まちで「つくる」を生業とする個人を1人でも多く増やし、人々が生活の中に「つくる」を少しずつ取り戻していくための場所、それがアトリエです。

つくり手が作業に没頭する空間としての個別専用ブースに加え中心には大きなシェアテーブルを設置。つくり手同士が交流したり、地域に開放したイベントも定期的に開催する予定なのだとか。

【 COWORKING 】

公園の緑が視界にグッと広がる開放感溢れた空間で、「はたらく」を起点に、まちとの関わりがグッと広がっていく、そんな場所がこのコワーキングスペースです。

インスピレーションを与え合い、互いの職能を交換しながら、地域と連携したワクワクする企画やプロジェクトが次々と生まれる仕組みを整える。新たなイノベーションやアイデアがここから生み出されるかと思うと胸アツです！

【 HIROBA 】

GAKUDAI COLLECTIVには、大小、2つの広場があり、地域住民たちの憩いの場として活躍予定。

個人の「好き」がギュッと詰まったマーケットイベントや、地域と連携した季節の行事。さらには子どもたちが主役となった企画など、これまでまちの中になかったコモングラウンドとして、毎週末ワクワクする景色を見ることができそうです。

終わりに

2021年から始まった学芸大学高架下リニューアルプロジェクトは、2024年冬の開業を目指し、ローカルに寄り添いながら、まちの未来にふさわしい場所へと少しずつリニューアルしてきました。「まちに関わりたい」「まちの人とつながりたい」「まちにもっと居場所が欲しい」などの近隣住民からの生の声を聞き、コンセプトを「南北1kmのまちの縁側」に設定したこのプロジェクトは間違いなく学芸大学を素敵な街へと変えています。

生活に寄り添ったひっそりとした静かな幸せ。そんな日常を与えてくれる本エリアは、今後様々なイベントを開催すること間違いなし。いつもの日常にスパイスを与えてくれる静かで幸せな催しものがどんなものなのか、それに対し人々はどんな感じで反応するのか。

そんなことを考えながら「GAKUDAI COLLECTIV」を散策してみるのもありかもしれません。それではまた。