GUCCI Garden Archetypes展 に行ってきました！【開催後レポート】
目次
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皆さんこんにちは！GP 新田です。
先日、Gucci Garden Arghetypes展に行ってきました！
こちらは今年でブランド創設100周年を記念して行われた、没入型エキシビジョン式の展覧会。クリエイティブディレクターのアレッサンドロ・ミケーロが過去６年間に渡り、手掛けてきた広告キャンペーンの世界観を体験できるという内容でした。
残念ながら10月31日までの展示だったため、行けなかった方にも雰囲気を味わっていただけるようレポートしていきます！
エキナカまでGUCCIジャック！？
展覧会会場の最寄り駅は天王洲アイル駅。なんと、電車を降りると、どこもかしこも Gucci Garden Arghetypes展 のポスターばかり！ これでもかと目に飛び込んでくるポスターに、ワクワク感も倍増。これもGUCCIの戦略…？
いざ、会場に着くと、倉庫の壁面には大きな今回の展覧会のキービジュアルの目が！展覧会の開催期間はわずか一ヶ月なのに、とても手が込んでいるなと感じました。
パンフレットを受け取り、いざ中へ……！
驚いたことに、この展覧会にはオーディオガイドあり！各広告キャンペーンのイメージの源泉は何なのか、どういう背景があったのかなど詳しく理解しながら見ることができるのです。さすがGucci……こだわりがすごい。
会場はかなり広く、12もの部屋がありました。全部はさすがに紹介しきれないので、ピックアップしてお届けします！
Control Room
初めの部屋がこちら。壁一面に配置された約30のモニターに迎えられます。
ここで映し出されている映像はこれまでのキャンペーンムービーです。
このムービーが以後続く複数の部屋の序章にもなっているというこだわり……モニタールームみたいでワクワクしますね！
Gucci Collectors(2018年秋冬コレクション）
次の部屋は2018年秋冬コレクション。鏡張りの部屋に無数のコレクションが陳列されている空間は圧巻でした。
ここにはGUCCIのバッグ類だけでなく、蝶々の標本や無数のぬいぐるみ、大量の鳩時計など、個性の強いコレクションが並んでいます。
コレクターの情熱が一つ一つののモノを特別なモノに昇華させる洗練さを表しています。
Of Course A Horse (2020年春夏コレクション）
次の部屋に入ると、様々なアクセサリーを纏った謎の装置が待ち受けています。
彼女？彼？が持つのは髪？馬のしっぽ？
このムービーは難解でシュールな映画作りに定評のあるヨルゴス・ランティモス監督が撮影を手掛けました。
キャンペーンに登場するイメージやアクセサリーは、シュールな祝福の中で「自分のスタイルを自ら決めることで、窮屈なルールを打ち破る」という、ファッションの自由とパワーを体現しているそうです。
Rebellious Romantics(2016年春夏コレクション）
個人的にもともとこの広告キャンペーンが大好きだったので、一番テンションが上がった空間でした……！
ベルリンのダンスクラブの化粧室をイメージした空間で、化粧室の壁から音楽が響いてくるとこまで再現されていました。急ぎ足でダンスホールに戻る瞬間がとってもリアルなマネキンの彼らで忠実に再現されています。
この広告キャンペーンムービーの色合い最高ですよね！？
誰もいないモールの中をドレスアップした子たちが走り抜ける世界観がとっても素敵で今でも印象的な広告でした。
Tokyo Lights (2016年秋冬コレクション)
この広告キャンペーンは 昼間よりもなお明るく輝く大都市 ”東京”の夜をイメージされたものです。
ここで印象的だったのはデコレーションされた大型トラック……デコトラです。このトラックはアイデンティティを表現する空間の役割も果たしています。
そういえば、デコトラはパラリンピックの開会式でも登場していました。日本独自のものなのでしょうか？
この部屋の装飾はこれまでのGUCCIらしいコレクションとはだいぶ毛色が違いますが、GUCCIのラグジュアリーさと東京の夜が絶妙にマッチしている空間でした。
ムービーは、GUCCIの世界観にFamily martやドン・キホーテが映ったりなど、だいぶ斬新で見ていて面白いので是非見てみてください！
最後に
いかがだったでしょうか？
まだまだ他にも空間があったので紹介しきれないですが、どの部屋もGUCCIの世界観にどっぷり浸かれる素敵な空間でした。
今までの広告キャンペーンのストーリーを知ることができたり、広告キャンペーンとムービーがどう繋がっているのかを見ることもできるので、クリエイティブの背景が垣間見えました。
紹介しきれなかった空間の写真を下記に掲載させていただくので是非、ムービーとも見比べてみて下さい！
