伝統音楽×生成AI。イマーシブすぎる、変幻する「音楽会」
目次
ChatGPTで要約する
みなさんこんにちは!GPの宮永です。
本日ご紹介するのは「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクトVOL.8」のフィナーレ公演「サテライト公演in NAHA」。伝統音楽が生成AIテクノロジーと融合する本音楽祭は、音楽体験がより身近に、イマーシブに 「変幻する音楽会」として各方面より注目を集めています!
「変幻する音楽会」サテライト公演 in NAHA
2月23日(日)に那覇市で開催される「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクトVOL.8」のフィナーレ公演「サテライト公演in NAHA」。本公演は幅広いシーンで文化人としてトップを走り続けるメディアアーティスト落合陽一さんが音楽家とともに舞台に登場します。
生成AIによるライブ映像演出で琉球古典音楽や佐渡の鬼太鼓、そしてクラシックの生演奏と“共演”する、「ここでしか楽しめない」公演を楽しむ内容になっているのだそう。
【一般発売予告②】明日12月24日10時より「落合陽一×日本フィルVOL.8《変幻する音楽会》サテライト公演 in NAHA」を発売いたします
— 日本フィルハーモニー交響楽団 (@Japanphil) December 23, 2024
✔2025年2月23日(日)14時
✔那覇文化芸術劇場なはーと 大劇場
✔落合陽一(映像演出、監修)
✔齋藤友香理(第2部の指揮)https://t.co/Abkbrzxe5e
【落合陽一×日本フィル】前例を見ないクリエイティブなプロジェクト
まず、落合さんと日本フィルハーモニー交響楽団による2018年から始まった革新的なプロジェクト「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクト」について。
「身体性、テクノロジー、ダイバーシティ」
#変幻する音楽会
— 落合陽一×日本フィル プロジェクト【公式】Yoichi Ochiai & JPO Project (@ochyaijapanphil) August 27, 2024
クラウドファンディング募集締切まであと50分となりました。
落合が「世界にも見たことがない」と語る、テクノロジー×オーケストラの新たな世界へのチャレンジプロジェクト。どうか、皆様のご支援で今後も継続発展させてください。#落合陽一 #日本フィル https://t.co/ABmPXST5MK pic.twitter.com/e1tu2v2ruY
本プロジェクトのテーマは「身体性、テクノロジー、ダイバーシティ」。
テクノロジーによる音楽鑑賞体験のアップデートを目指すことが目的で、「生の音楽」こその感動と喜びを全身体験として表現し、新しい音楽の楽しみを提供するプロジェクトとして現在までに15公演を実施しています。
日本文化を探訪する音楽の旅
Media artist Yoichi Ochiai @ochyai and Japan Philharmonic Orchestra @Japanphil 's project has continued its efforts to update orchestral concert as an experience that sharpens the physical senses.
— 落合陽一×日本フィル プロジェクト【公式】Yoichi Ochiai & JPO Project (@ochyaijapanphil) July 15, 2024
on August 20, will introduce traditional "onidaiko" from Sado Island. pic.twitter.com/Wyvmm7tkSM
これまでなかった様々な角度からの新しい音楽鑑賞体験を創出してきた本プロジェクトですが、ここ最近では日本のオーケストラとして日本文化を深く探訪する方向性へとシフト。
阿寒のアイヌや京都・醍醐寺の真言声明など、日本各地の文化を紹介するだけではなく、テキスタイル、酒などの地域文化資源や歴史遺産等ともコラボレーションを重ねるなど、多重的な切り口や視点でよりディープな没入体験へと鑑賞者を誘うのも特徴です。
地域の人々と作るコンサート
2023年からは3か年に渡る日本文化との集中した取り組みと新作委嘱を実施中。
初年度は琉球王国で400年受け継がれた「琉球古典音楽」をテーマに、落合さん含むプロジェクトメンバーが沖縄の史跡、文化にフィールドワークを重ね、新作「Open Leaves」で琉球古典音楽、西洋音楽、そして生成AIによる映像演出により、文化の新たな出会いと交流を生み出しました。2年度となる2024年度のテーマは佐渡の農耕や大地と深く結びついた神事芸能「鬼太鼓」です。
【チケット好評発売中!落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団 変幻する音楽会 サテライト公演 in SADO】
— 佐渡市役所 (@sadocity_PR) October 4, 2024
きっとどこかで聞いたことがあるモーツァルトなどの名曲のほか、佐渡の伝統芸能「鬼太鼓」との異色の共演をお楽しみください。落合陽一氏が壇上で手掛ける映像演出やトークコーナーも必見です pic.twitter.com/oyr7jHbOsY
祭りのフィールドワークを経て、鬼太鼓とオーケストラのための新作「Demon Dance」を委嘱初演。
佐渡市との共催による2公演を実施するなど、地域の人々と交流しその土地を理解した上で生み出すクリエイションがまさに文化人類学とテクノロジー、そして芸術とクロスしている……!
本公演について
変幻する音楽会|2/23 サテライト公演 in NAHAにご支援を #クラウドファンディング #READYFOR #変幻する音楽会 #落合陽一 #日本フィル https://t.co/EvDFTbQETr via @READYFOR_cf
— 落合陽一×日本フィル プロジェクト【公式】Yoichi Ochiai & JPO Project (@ochyaijapanphil) December 22, 2024
そんな彼らがこれまで培ってきた「地域の人々との深い交流」。これがあるからこそ誕生した、沖縄の演奏家との交流を深めるための2度目となるサテライト公演です。魅力は何といっても「生の音楽の魅力×生成AIによる演出が齎す鑑賞体験」でしょう。
長い歴史で磨き上げられた「伝統」と現代のテクノロジーとの親和性の発見もまた然り。加えて落合さんによる最新鋭の演出に触れることができること!こんな豪華な公演を鑑賞しつつも没入することができるなんて、これはものすごい体験ですよね……!
公演プログラムの内容はこんな感じ。
琉球古典音楽、佐渡の鬼太鼓芸能、クラシックのコラボコンサート[落合陽一による生成AI映像演出つき]
<第1部> 琉球古典音楽[沖縄県立芸術大学]、弦楽四重奏[日本フィル]、畑野の鬼太鼓
<第2部>・藤倉大︓Open Leaves [承前啓後継往開来Ⅰ、日本フィル委嘱作]
[歌三線(6名)、日本フィル弦楽四重奏+沖縄の演奏家]
・藤倉大︓Demon Dance [承前啓後継往開来Ⅱ、日本フィル委嘱作]
[畑野の鬼太鼓(15名予定)、日本フィル弦楽四重奏+沖縄の演奏家]
更に関連企画として、鬼太鼓をよく知るためのパネルの展示や、子供むけワークショップ、中高生向けクリニック等関連イベントの実施も行われるのだそう。チケット販売は2024年12月24日(火)一般販売開始。電話やネットから購入可能なので、気になる方は早めにチェックしておきましょう!