舞台はゴッホの作品の中?没入感が凄いヨガ体験
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みなさんこんにちは!GPの宮永です。
突然ですが、秋は他の季節と比較したときにたくさんの作品が生まれる季節だそうです。 だてに“芸術の秋”って言われているわけではないらしい。確かに情緒ありますよね。「夏も終わってもう直ぐ冬か……」なんて、ちょっとセンチメンタルになったりしますもんね。お肌もメンタルも揺らぐって言いますけど、逆に考えれば繊細な部分まで五感が働いている証拠かも。
そんなメンタルの揺らぎと芸術の秋を組み合わせたパーフェクトなイベントを見つけましたよ! 日本では開催されていないけれど、人気企画なのでそのうち来るかもな、なんて思っています。
どんなイベントかと言うと、“没入型のゴッホ展「Immersive Van Gogh」でヨガクラスを受けることができる”というもの。
没入型ゴッホ展「Immersive Van Gogh」とは
まずはこの没入型ゴッホ展について。
美術館の展示というと、壁に掛けられた作家による作品を鑑賞するのが一般的ですよね。ところが、イマーシブな展示スタイルは、プロジェクションマッピング や3D音響を駆使し、光や音楽、動き、イマジネーションを通じて世界観を作り出しています。
この「Immersive Van Gogh」は、ゴッホその人の描いた作品世界に没入するスタイルの展示なんです!
「ひまわり」や「アイリス」「星月夜」など、名作の額縁の中に足を踏み入れる感覚ですね。
世界各国でイマーシブシアターが増加したことにより、最近はこういった従来の枠を超えた展示が増えています。この「Immersive Van Gogh」自体もトロントやシカゴ、ハワイやニューヨークなどで開催し人気を博しました。
まあそれもそのはず。だって没入感が半端ない。改めて、人々はこれまで体験し得なかった極上の没入体験を求めているのだと感じます。
没入できる世界観×精神世界のヨガ
前述の通りこんな感じの展覧会なのですが、話はここで終わりません。
なんと、この美しく幻想的な空間でヨガクラスをやっているんです。
心身は繋がっているもの。双方を整えるフィジカルアクションとして最初に浮かぶものといえばヨガですよね。
確かに、屋外でのヨガクラスといえばビーチや広々とした芝生の公園などなどが中心で、ネクストステップとして風景画が多いゴッホの世界の中というのはアリ(……かなりスキップした感じはありますが)。いやしかし、思いついて実行に移した人に拍手を贈りたい。
アートとヨガってあんまり結びつかないですよね。蓋を開けばこんなに素敵な組み合わせって中々ないんですけどね。
ヨガクラスの気になる内容は??
気になるヨガクラスの内容ですが……床から天井、壁まで全てゴッホの頭の中が投影された世界観の中で進みます。
時間は35分間。絵画の動きに合わせたヨガの動きや呼吸法、深く自分の内側に集中するための光や音などがサポートし、これまでなかったメディテーション空間を完璧に作り上げています。素晴らしい空間プロデュースに脱帽。素敵だなあ…。
ヨガクラスは週に数日間開催されており、一度ハマってしまった人はなんどもリピートしているそう。それほどまでに引き込まれる世界観ってことでしょうね。
因みにヨガクラスの受講料は55ドル。日本円に換算すると、約6000円くらいでしょうか。35分でこの値段ですから、まあまあお値段張るかな…って思ったんですけど、通常の入館料が40ドルから70ドルらしいのでそこまで変わらず。プラスでヨガクラス後は25分間好きに展示を見ることができるので、意外とお得かも!
【アート+メンタルヘルス】満足度の高いイベント
研究によると、アートの世界に入り込むことって精神を安定させる効果があるようです。ストレスレベルが低下して、ドーパミンが活性化するという結果が出たんですって。
エンターテイメント性が抜群な上に、アートをヨガという切り口で楽しめて、しかもメンタルにもフィジカルにも良いなんて、最高だと思いません?芸術も運動も網羅できちゃうなんて、ここまで素晴らしい秋の楽しみ方って今まであったでしょうか。とにかく、こんなに全方位から満足できる充実したエンターテイメントを作り上げるアイデアと手腕をただただ尊敬しちゃいます。
早々に日本に来て欲しい!と心から願ってしまう神秘的で魅力溢れるイベントのご紹介でした。それではまた!