京都のオーバーツーリズムを解決！NAKEDのアートプロジェクト

みなさん、こんにちは！GPの宮永です。
多くの観光客が訪れ賑やかな反面、オーバーツーリズムが課題の昨今。クリエイティブカンパニーNAKEDによる京都のオーバーツーリズム対策に繋げる共創アートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』がとっても気になる。

共創するアートプロジェクト、今年も始動

7月26日(金)から8月25日(日)まで実施されるアートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO』。京都をひとつの庭と見立て、あらゆるジャンルの垣根を超えて京都がひとつとなる、クリエイティブカンパニーNAKED, INC.企画のアートプロジェクトです。

京都観光を夜に楽しめるナイトタイムコンテンツを提供することで、今現在社会課題となっている京都のオーバーツーリズムへ一石を投じます。

【オーバーツーリズム】観光都市の課題を解決

インバウンド消費が過去最高を叩き出し、どこを訪れても海外からの観光客で溢れかえる日本。食や伝統文化、カールチャーなど様々な魅力はもちろん、円安の影響もあり観光先として大人気なのはインバウンドの影響を考えると良いことなのですが、かなりなオーバーツーリズムが問題視されていますよね。

この課題をアートの力で解決できないかと考えられたのがこの実施企画です。数ある観光都市の中でも際立って観光客の多い京都を舞台に、本プロジェクトは京都市、宇治市、滋賀県大津市と連携し、NAKED, INC.が最も得意としてきた“光のアート”を使ってナイトタイムコンテンツをあらゆる形で造成し、オーバーツーリズム対策につながる分散観光促進を狙います。

NAKED GARDEN ONE KYOTOとは

2022年に発足したこのプロジェクトは、初回開催では3ヶ月の開催期間で、世界遺産・二条城や西本願寺、興聖寺、比叡山延暦寺、Ace Hotel京都など参加箇所は21箇所、全イベントの参加者数は約30万人、京都エリアに約50億円の経済効果を発揮するというものすごい成果をもたらしました。しかもリアルだけに止まらず、メタバース京都まで生み出し二条城、仁和寺などでリアルとバーチャルがクロスオーバーする新たな観光体験づくりに挑戦するなど、バイタリティあふれるプロジェクトなんです。

昨年度は7月〜12月までの半年間京都エリアで開催し、世界遺産・上賀茂神社やJR京都駅ビル、平安神宮など18箇所が参画し、京都のユニークベニューを活用し世界に向けて日本の伝統文化発信にも繋げています。

京都の夏は夜楽しむ！アート提灯が照らす古都

3年目の開催となる今年は、夜の京都観光を促進するナイトタイムコンテンツとして、世界遺産・二条城などのユニークベニューでの夏イベントに限らず、京都の夜の街を歩きたくなる施策も実施されるのだとか！京都らしい景観が楽しめる京都市・三条～四条エリア、宇治エリアを“ひとつの庭”と見立て、京都の夜の街を歩きたくなるアートな提灯「NAKEDディスタンス提灯®︎」の有料レンタルを行います。

オーバーツーリズムも勿論ですが、ただでさえ暑い京都の夏。昼間に出歩くのは厳しいな、なんて思ったそんな時、少し涼しくなる夜を盛り上げる本プロジェクトは嬉しい限り。アートな提灯を片手に京都の街をぶらりと歩き、古都の風情を楽しむなんて情緒あると思いませんか。地元の方も、観光客も、提灯を持つ一人一人が光のアートに参加し、一体となって京都の街が提灯の灯りに包まれる風景は見ものですよね。

また、初年度から引き続き、京都の夏を楽しむナイトタイムコンテンツとして、夏イベントも実施。恒例となった世界遺産・二条城での夏まつりや京都タワーのライトアップや、京都のユニークベニューを生かした夏イベントも開催予定なのでこちらも注目を！それではまた。

『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2024 supported by 三菱UFJフィナンシャル・グループ』夏シーズン開催概要
開催期間：2024年7月26日(金)～8月25日(日)
https://garden.naked.works/kyoto/