NETFLIXオリジナルシリーズ『阿修羅のごとく』から学ぶクリエイティブ
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皆さまこんにちは!最近暖かくて嬉しいGP斎藤です!
今回はあまりドラマにハマらない斎藤が、久しぶりに3日で観きったNETFILXオリジナルシリーズ「阿修羅のごとく」から学ぶクリエイティブについてご紹介させていただきます!
はじめに
『阿修羅のごとく』はもともと1979年に公開された映画で、向田邦子による脚本が話題を呼びました。四姉妹のそれぞれが夫の浮気や家族の問題に直面しながら自分自身の生き方を模索するストーリーは、繊細な心理描写と共に多くの人々の共感を呼びました。
今回のNEYFLIXオリジナルシリーズでは、物語の根幹はそのままに、新たな脚本と現代的な演出を取り入れることで、より広い世代の視聴者にも響く作品に仕上がっています。
クリエイティブポイント①
私が最初に心を奪われたのはオープニングでした。
闘争心を掻き立てるようなBGMに合わせ、4姉妹それぞれが自分の人生を表すようなアイテムを投げつけるシーン。短いながらもどんな物語で、4姉妹がどんな性格かを表すような構成になっていると感じました。女性の華やかさや綺麗さ、逞しさが短い動画で表現されています。
オープニングだけでも下記URLから見ることができるので、是非ご覧くださいませ!
クリエイティブポイント②
本作のもう一つの魅力は、セットや衣装、そして言葉遣いの細かいディテールへのこだわりです。昭和の雰囲気を再現しつつも、現代の視聴者にも違和感を与えない絶妙なバランスが取られています。例えば、レトロな家具や当時のファッションを忠実に再現しながらも、色彩やデザインに現代的なアレンジを加えることで、視覚的な新鮮さを生み出しています。
また、登場人物の言葉遣いも、時代のリアリティを保ちつつ、若い視聴者が見ても理解しやすい工夫がされています。そして映像の色味が統一されているため、どんなシーンでも世界観を崩すことなく入り込んで観ることができます。
クリエイティブポイント③
昭和と現代の文化の違いが違和感なく自然に描かれている点が印象的です。例えば、男性が外で働き、女性が家事を担うことや、浮気が現代ほど大きな問題にならなかったことなど、当時の価値観がそのまま反映されています。しかし、それを強調しすぎるのではなく、登場人物たちが本当にそう考えて生きているように描かれているため、不自然さを感じさせません。脚本や演技が巧みに作られていることで、視聴者も昭和の時代に自然と引き込まれます。
もし昭和の物語と印象付けようとしたり、現代との違いを出す目的があったりしたら、もっと派手に顕著に出してきて、くどくなってしまいそうなシーンでもかなり自然だったので、コンセプトやテーマをなぞりすぎるのも絶対正解ではないと感じました。
おわりに
今回のジャーナルでは最近ハマった「阿修羅のごとく」から学ぶクリエイティブについて紹介させていただきました。
ドラマでも学べそうなポイントを探しながら見てみると、新たな発見を多く得ることができました!
昔から「ALWAYS 三丁目の夕日」など昭和を題材にした物語が好きだったのですが、「阿修羅のごとく」は特に面白かったです!
是非皆さんもご覧くださいませ!