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涼を求めて!「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に遊びに行こう

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。
水木しげる、水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~、ゲゲゲの鬼太郎、妖怪、六本木、東京シティビュー
Photo:水木しげるの妖怪 百鬼夜行展HPより引用

日本の伝統的な夏の風物詩といえば海をはじめスイカ割りにお祭り、川遊び、流し素麺などなど次から次へと出てきますが、やっぱり外せないのが“怖い話”でしょう!

お化け屋敷や怖い話を聞いたりすると背中がゾクゾク〜として体感温度も一気にダウン。ダイレクトに体を冷やすのではなくて、脳を使って体を冷やす、ある種スマートな涼の求め方。

今回ご紹介するのは、現在開催されている「猛暑にぴったり!」な展示『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』。ゲゲゲの鬼太郎をはじめとする“怖いけれどなんだかキュート”な、人間味溢れる水木しげるの妖怪たちの力を借りてゾクゾクしに行っちゃいましょう。

ということで、今回の記事では水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」についてご紹介。会期は9月4日(日)までなのでまだ行っていない人は急げ!

現在開催中!「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」とは

7月8日(金)~9月4日(日)の期間東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催されている『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』。

本イベントは漫画家・水木しげるの生誕100周年を記念した初の大型展覧会ということで、開催前から注目を集めていました。水木しげるの描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかを紐解く展示構成となっています。

ポップな妖怪たちと出会えるのはもちろん、江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者・柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料も初公開。さらに百鬼夜行の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画を100点以上に渡って一挙大公開と、贅沢な展示となっています!

お化けについて知見を深める展示構成

『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』は全4章からなる構成で展示がされています。どんな4章なのかをここでさらっとご紹介。

第1章:水木しげるの妖怪人生

第1章は水木しげるの幼少期、家に手伝いに来ていた「のんのんばあ」にお化けや不思議な話を聞いた境港時代、生死を彷徨った従軍時代、貧困の貸本漫画家から一躍人気漫画家となった時代を通してその理由の片鱗を探ります。

漫画のみならず妖怪絵師であり研究家でもある水木しげるが、なぜこれほどまで妖怪にこだわり続けていたのか、なぜこれほどまでに妖怪に魅せられていたのかの説明が展示物とともにされています。

第2章:古書店妖怪探訪

第2章では彼の妖怪リサーチについて。

古書店街を頻繁に訪れていた水木しげるは、そこで民俗学や妖怪に関する書籍を探しまくっていました。そしてそこで手に入れたリファレンスをもとに妖怪を描いていたんですね。

第2章では彼が血眼になって古書店で探し出した鳥山石燕の『画図百鬼夜行』や、柳田國男の『妖怪談義』をはじめとする水木しげる所蔵の妖怪関連書籍が展示されます。

第3章:水木しげるの妖怪工房

晩年までに1,000点近くの日本の妖怪を描き続けた水木しげる。「妖怪工房」ではそんな彼の妖怪画の創作方法を「絵師たちから継承」「様々な資料から創作」「文字情報から創作」の3つに分けて紹介。さらにNHK Eテレ「てれび絵本」が展覧会用に特別に編集した「水木しげるの妖怪えほん」映像がシアターで流れているので、こちらも絶対にチェック!

第4章:水木しげるの百鬼夜行

第4章では水木しげるの妖怪画を存分に味わえる章として、「山」「水」「里」「家」それぞれに棲む妖怪たちが展示、紹介されています。水木妖怪の原画をゆっくりと存分に鑑賞するチャンス!

本展示の見どころは?

さて、本展示について構成だけ見ても魅力が満載なのがお分かりいただけたかと思いますが、実は本筋以外にも見どころがたっぷりと用意されているんです。

360度の東京ビューを妖怪たちと満喫しよう!

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Photo:プレスリリースより引用

そう、本展示の開催場所は六本木ヒルズ森タワー52階に位置する東京シティビュー。つまり景色が最高なんですよ。

エントランスを抜けると、海抜250mから都市のビル群や東京タワー、東京湾などの景色を一望できる「天空の水木しげるロード」が登場。そこにずらりと並ぶのが、水木しげるの出身地である鳥取県境港市に並ぶブロンズ像と同じ妖怪たち!

東京が一望できる窓にはたくさんの妖怪の名を記した提灯が灯り、時間ごとに変化する壮大な景色は本店を代表する見どころの1つ。

“妖怪カメラAR”を使ってお化けを探そう

クラシックな妖怪を扱うイベントとはいえ、デジタルが楽しい側面もちゃんと用意されていました。

XR観光体験アプリ「ストリートミュージアム®」アプリをインストールし、日本地図から東京の「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」を選んでARカメラを起動すると、巨大がしゃどくろが天空の水木しげるロードに出現!他にも会場内に隠れる5体の妖怪と記念写真を取ることができちゃいます!

シェアしたくなるお化けフードが超可愛い!

本展示の会期中、同じフロアに隣接するカフェ「THE SUN & THE MOON」がお化けムード一色の「妖怪の森Cafe」へ。妖怪の世界、キャラクター、水木漫画をモチーフにした、8品の楽しいフード、デザート、ドリンクが勢ぞろい。そしてこのフードたちのセンスが最高なんです…!せっかくなので、水木しげるワールド全開の怖くて可愛いフードをちょびっとご紹介。

深大寺のすき焼きパーティー定食

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Photo:プレスリリースより引用

鬼太郎ファンなら分かるであろう「鬼太郎」でに出てくる“七年に一度の深大寺のすき焼きパーティー”をイメージした豚バラのすき焼き定食が登場!温かいすき焼きには鬼太郎への招待状、暑くて汗だくの目玉おやじは冷たいぜんざいに浸かって涼しそう。

大かむろバーガー

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Photo:プレスリリースより引用

巨大な頭だけの妖怪、大かむろがそのままバーガーに!和風の照り焼きハンバーグにチーズ、マヨネーズ、トマトをサンドし、フライドポテトもついた迫力満点の一品。

キジムナーのマンゴーかき氷

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Photo:プレスリリースより引用

沖縄の妖怪キジムナーがマンゴーかき氷になって登場。マンゴーチャンク、フルーツカクテル、スポンジ、ホイップクリームが中に隠れています。沖縄の樹木のイメージで緑の紙ナプキンとグリッシーニがあしらわれているのもポイント。

鬼太郎と一反もめんのお空の散歩

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Photo:プレスリリースより引用

メロンシロップとミントで妖怪達の住む森をメロンソーダ風に表現。一反もめんに乗って浮遊する鬼太郎と目玉おやじが、空の上から森で仲良く暮らす妖怪の様子を伺ったストーリー性ある一杯。

河童の抹茶スムージー

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Photo:プレスリリースより引用

いやいやこれ可愛すぎ…。水の妖怪ナンバー1とされる「河童」が川辺で魚を捕まえているシーンをビスケット入りの抹茶スムージーとゼリーで表現。インスタ映え間違いなさすぎ、さすが河童さん。

因みにこれらメニュー全てに「特製ランチョンマット」がついてきます!

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Photo:プレスリリースより引用

妖怪新聞からインスピレーションを得たこちらのランチョンマットは展示に訪れた記念品としてパーフェクト!

終わりに

現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるは、どのように妖怪と向き合い、そしてどのように妖怪を描いてきたのか。“日本の妖怪カルチャー”の根本と向き合う本展はある種私たち日本人のアイデンティティを掘り起こさせてくれる機会でもある、なんて思うのです。

かつて「日本映画はホラーがすごい!」と言われた時代がありました。そのとき注目されたのは欧米にはない、幽霊や妖怪たちのじとっとした恐ろしさ。日本独自の怖さだったからこそ、エンタメコンテンツとして世界中のホラーファンを震撼させたのです。

一方で日本は神道の国。全てのものには神がいるというカルチャーの中で育まれてきた妖怪たちは、恐ろしさもありますがなんだか人間味溢れる可愛らしさがある。これって意外と今でいう“ゆるキャラ”や“擬人化”などのエンタメコンテンツと親和性があるかも!なんて考えさせられる展示でした。

兎にも角にも日本の暑い夏にはホラーが必要。そんなホラーカルチャーの父である水木しげるの大型展示。行かないなんてチョイスはない!ということで、涼を求めて「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」に遊びに行こう!会期は9月4日(日)まで。

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Photo:プレスリリースより引用

『水木しげるの妖怪 百鬼夜行展~お化けたちはこうして生まれた~』
会期/7月8日(金)~9月4日(日) ※会期中無休
会場/東京シティビュー 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階
時間/10:00~22:00(最終入館 21:00)

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公開日:

2022AUG

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