GP JOURNAL

劇団四季『美女と野獣』を舞台経験者が見る視点と魅力とは!

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こちらの要約文はAIによって生成されたものであり、情報の正確性を保証するものではありません。

こんにちは、GP野田です。
先日同期7人で、舞浜のアンフィシアターで行われている劇団四季『美女と野獣』を見に行きました。大学時代に舞台スタッフを学んだ経験&1人でもディズニーに行くほどのディズニー好きの私が見る視点でのミュージカル・演劇の楽しみ方をご紹介できればと思います!

劇団四季 美女と野獣 舞台 ミュージカル ディズニー
公式HPより引用

劇団四季『美女と野獣』について

劇団四季の美女と野獣は1995年に初演を迎え、東京と大阪で同時にロングラン公演を行っていたそう。同時ってすごい……。そして2010年に15周年を迎えその時点で3800回もの公演回数を記録していました。そこから地方では公演をしていたみたいですが、今回6年ぶり、首都圏では13年ぶりの開幕です!

劇団四季は専用の会場で行うことがほとんどなのですが、美女と野獣は全国の既存の劇場でも公演されます。今回は劇団四季ではじめての東京ディズニーリゾート内にある多目的ホール『舞浜アンフィシアター』での上演。劇団四季は今までに7つのディズニーミュージカルを上演していましたが、ディズニーリゾート内では初なんですね。

舞浜アンフィシアターは客席が半円の形になっており、よくある一般的なプロセニアム形式と言われる額縁のようなアーチ状のステージの前方部分に半円のステージがあります。より役者との距離が近くに感じることができるってわけですね。

自席からのステージ写真 劇団四季 美女と野獣 舞台 ミュージカル ディズニー 舞浜アンフィシアター

もちろん公演中の写真撮影、録画等は禁止されていますが、ここ最近は開演前なら自席から写真撮影がOKになりました!!嬉しい!!

では、私なりの注目ポイントを3つご紹介していきます。

POINT(1)舞台転換

舞台上のセットがいつの間にか変わっていることってありませんか?

舞台転換の際、ついついセットは手動で動いているのか自動で動いているのか、どこからどこのタイミングで変わっていたり、新たなセットが出てきたのか……と気になって見てしまいます。(もちろん転換は違和感があったり見えたりするのは良くないのですが。)

“違和感なく気づかれずにセットの転換ができる=お客さんの視線を誘導している”ということになります。いつの間にか私たちの視線をあるところに誘導し集中させ、その裏で転換が行われているのです。そのおかげで物語の世界観を崩すことなく没入できるという事に。すごい!!!

POINT(2)音響

私は大学時代に舞台を制作する際、音響をメインに担当していたせいか音楽やSE(効果音)がどこから聞こえてくるのかが気になってしまいます。舞台上に沢山スピーカーが仕込まれているのは見分けがつきませんが、舞台上以外に客席の後方、左右、色んなところから音が聞こえてくる瞬間に鳥肌が立ちます。映画でも立体音響で楽しめるようになりましたが、舞台も同じです。客席をスピーカーで囲ってあると臨場感が全く違うのです。

POINT(3)ストーリー構成

今回は特に、『美女と野獣』というディズニー映画の名作をどのようなミュージカルの構成にしているのかが気になりました。アニメ、舞台化、実写化として描かれている作品ですが、やはり名シーンの構成もそれぞれ変わってきます。どのようなセットで、セリフで、衣装で……と見せ方が全然違うので、勉強にもなりますし、後から映画を見返してみるのも面白いです。また、アニメや映画は誰もが同じ画角から物語を見ますが、舞台は席によって見え方が違います。なのでリピーターは毎回席を変えて見てみると、セットの見え方や役者の動きが変わって見えるのでオススメです。

最後に

アニメ、実写化の映画を見てからの舞台はまた別作品でした。皆さんも映画の世界を舞台の世界でも体験していただきたいです。ミュージカルや舞台が初めてな人でも、馴染みのある作品から入るととても見やすく、楽しめると思います。

私が舞台をオススメとする一番の理由は同じ公演は二度とないということです。ミスが許されない緊張感が客席にも伝わる空気感も魅力。役者が変わることにより演技も当然変わりますし、またテクニカルスタッフやさらに裏の制作スタッフ等、大勢の人が公演に関わっていることを実感し感動に繋がります。皆さんも是非舞台の世界に引き込まれに行ってほしいです!

なんとお得な公演チケットと東京ディズニーリゾートのパークチケットのセット販売もされているそう!昼公演の後に、ディズニーランドもしくはシーに入場できるものです。観劇し終えた後に更にランドで美女と野獣の世界観を楽しめるなんて素敵……。他にも公演チケットと宿泊のプランなどもあるので是非チェックしてみてくださいね。

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公開日:

2023MAY

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