「世界で最もクールな街」7位の下北沢を象徴するスポット紹介
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みなさまこんにちは!GPの宮永です。
世界各国で発行されている情報誌『タイムアウト』では毎年、「The 50 coolest neighbourhoods in the world(世界で最もクールな50の街)」と題し、ランキング形式で各都市を掲載しています。この度なんとGP由縁の地でもある下北沢が第7位に選出されました!
実は下北沢、本ランキングで2019年には第2位に抜擢されたものの、その後は下火に。今回めでたく返り咲き、下北が『やっぱ良い街だわ!』と再認識された様子。今回はそんな時節に乗っちゃって“「世界で最もクールな街」7位の下北沢に遊びに行こう!”ということで、下北沢の話題スポットを改めてご紹介いたします!
再開発後も支持を集める下北沢
世界から再び注目を集める下北沢ですが、2020のオリンピックに向けて行われていた再開発事業が進み、さらに新しい魅力を備えた街に変貌を遂げています。
“再開発”は、えてして否定がちにとらわれてしまうもの。しかし下北沢の再開発は否定的な意見よりも肯定的な意見の方が多いという、マジカルミステリーが起こっています。理由は再開発の根底に置いた「文化との共生を目指す」というコンセプト。下北線路街エリアの開発テーマを「支援型開発」として、小田急電鉄は計画段階から地域と密接なコミュニケーションを取りながら開発を行なってきました。なので、地域住民の意見や、それまでの下北の歴史やカルチャーが色濃く残った新下北沢が誕生したのです。
今回は古き良き下北の穴場はもちろん、再開発によってより便利に暮らしやすくなった下北沢も合わせてスポット紹介していきます!
話題のスポットを改めてチェックしよう
2022年3月開業!下北沢駅高架下の商業施設「ミカン下北」
今年の春にオープンを果たした、下北沢駅高架下の商業施設「ミカン下北」。
TSUTAYAシェアラウンジやワークプレイス「SYCL by KEIO」など楽しく働くためのスペースのほか、人気居酒屋“下北六角”、タイ屋台999 下北沢店など注目の飲食店が目白押し。
今下北で一番アツいスポットと言って良いはず。コンセプトは「ようこそ。遊ぶと働くの未完地帯へ」。A~Eの5街区から構成されていて、19の商業エリアとワークプレイスが同居しています。
下北沢のアナログミュージックバー「LITTLE SOUL CAFE」
アナログレコードが心地よく流れる下北沢のミュージックバー、LITTLE SOUL CAFE。
カウンター8席、ソファー2組からなる店内には、店主が学生時代からコレクションした14000枚以上のレコードが収納されています。ソウル、ファンク、ジャズ、ダンスミュージックを中心に、幅広いジャンルや年代のレコードを、場の雰囲気に合わせ一曲づつ選曲、リラックスした時間と空間に酔いしれる大人の素敵空間です。
“エモい”芋スイーツ専門店「をかしなお芋 芋をかし 下北沢」
つい最近下北沢に誕生した、老舗和菓子屋が手がける進化系和スイーツブランド「大三萬年堂HANARE」監修の芋スイーツ専門店「をかしなお芋 芋をかし 下北沢」。
展開するのはなんとも可愛らしく遊び心のある“エモい”芋スイーツ”なのだとか。さつまいもを主役に、和風の趣をプラスした個性的なスイーツは可愛くて美味しくてもう最高。
“体験”するチャンスと出会える「reload 下北沢」
『店主の顔が見える”個店街”』をテーマとした下北線路街に位置する施設「reload」。
京都の小川珈琲が展開する“体験型ビーンズサロン”「OGAWA COFFEE LABORATORY」や、日本一の茶師兄弟が営む日本茶専門店の「しもきた茶苑大山」など、上質な味を味わえるのはもちろんのこと、そのものを通して“体験”するチャンスと出会えるコンセプチュアルな「reload」も、感度の高い人々の集まるニュースポットです。バーバーやシーシャカフェなどその他のお店も本当に全てセンス抜群なのでチェック必須!
下北で温泉三昧!「由縁別邸 代田」
下北沢にいるのに、都会から離れた遠いどこかにいるんじゃないかと錯覚する「由縁別邸 代田(ゆえんべってい だいた)」は、なんと温泉施設。
露天風呂付や庭付きのお部屋のほか、箱根の源泉から運んでいる本物の温泉を楽しめます。軽食とのセットプランで日帰り入浴も可能なので、仕事帰りは日頃の疲れを癒しに「由縁別邸 代田」へGO。
みんなのための自由な遊び場「下北線路街 空き地」
2019年9月にオープンした「下北線路街 空き地」。こちらのスペースは「下北線路街」内にある、みんなのための自由な遊び場なんですって。
下北沢駅東口から「下北沢交番」方面へ徒歩4分の、東京の中心部には珍しい”空き地”はイベントエリアやキッチンカーエリア、カフェなどが並ぶ話題のスポット。週末に開催されるマーケットや家族で楽しめるイベント、季節に沿った催し物など、常に“何かが楽しめる”イベントスペースです。
下北を代表する老舗カレー屋「茄子おやじ」
下北沢はカレー激戦区としても知られます。そんなカレーの街下北沢で1990年創業、最も古いカレー店といえば「茄子おやじ」。25年守り続けた先代から店を受け継いだ2代目が、伝統の味に自分の色をスパイスとして追加しアレンジ。
8~10時間炒めた寸胴1杯分の玉ねぎと、13~15種類のスパイスをベースに作られたカレーは一度食べると癖になる。店内に設置されたヴィンテージのレコードプレーヤーから流れる音楽は耳に心地よく、美味しいカレーを口に運べば「よっしゃ明日も頑張ろ!」ってなれることうけあい。
大人も子どもも使えるものづくりスペース「シモキタFABコーサク室」
教室でも、コワーキングスペースでもない。子どもも大人も学生も、自分なりの過ごし方ができる小さなメイカースペース、それが「シモキタFABコーサク室」です。ワークスペースで仕事をしていたエンジニアが、子どもの工作を手助けしたり、ご近所さんが隙間時間にミシンを使いに来たり、工学部の学生が、課題をやっていることもあるのだそう。
子どもも大人も関係なしにその場にいるみんながふれあいインスピレーションを与えられるコミュニティスペースです。
キネマ倶楽部
映画・音楽・シネマ好きが通う、まさに「下北!」って感じのバー、「東京キネマ倶楽部」。2階にあるため入り口こそ小さめですが、ド派手な看板に見過ごすことは絶対なさそう。中に入ると薄暗くてなんだかミステリアス。でも、ここで語らう映画や音楽の話題から知らない人と一晩語り明かすなんて余裕であるお話。映画の話をしながら美味しいお酒で飲んで文化的な時間を楽しんで。
下北はいつだってカルチャーの中心地
文化や伝統が色濃く残りつつも、再開発でもたらされた新しい風が作り上げる新下北沢。昔ながらのノスタルジックさと利便さが上手く交わる絶妙なバランスのこの街は「所有よりも体験や共感を重視する」Z世代で賑わい続けています。
渋谷や新宿、銀座や六本木などにはないカウンターとしての下北はいつの時代もカルチャーの中心地。再開発をしても尚、独自の路線で突き進む下北沢、かっこいい!