表参道がグリーンカラー1色に!セントパトリックデー
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アイルランド発祥の祝祭「セントパトリックデー」。毎年表参道で開催される『セントパトリックデーパレード東京』は、アジアで行われているセント・パトリックデー・パレードの中で最も長い歴史を持つイベント。でも実際、「セントパトリックデー」がどんな日なのか知っている人は案外少ないかも?
今回は表参道のイベントを筆頭に世界各地のパレードを紹介しつつ、「セントパトリックデー」とは一体どんな日なのかをご紹介していきたいと思います!
セントパトリックデーって何の日?
3月17日のセントパトリックデーとは、アイルランドのナショナルデーで、5世紀にアイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックにちなんだ祝祭のこと。この日は緑色の洋服や帽子、ビールや料理などで街中が緑色に染まる日として有名です。アイルランドでは1200年以上にわたって祝われており、アメリカでも260年以上の歴史があるのだとか。
そもそもセントパトリックデーとは、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日なのです。彼の功績を称え、アイルランドの伝統文化を祝う日として現在はイベントという形で定着しています。宗教的にはイースターやクリスマスほど重要な行事ではないようですが、アイルランドを始め、アイルランド移民の多い国や地域では、緑に染めあげたパレードをはじめ、美味しい食事や飲み物が用意されて盛大に祝われています。
アジア最大級のパレードが表参道を緑に染める
セントパトリックデーのパレードとして日本で有名なのは表参道で開催される『セントパトリックデーパレード東京』。アジア最大級のセントパトリックデーのパレードとしても知られると同時に、最も長い歴史を持つお祭りです。
今年も3月17日(日)の13時からパレードがスタートするみたいなので、興味がある方は全身緑まみれでGO!
世界の有名なセントパトリックデーイベントをご紹介
世界各地のパレード事情はどうなっているのかも気になりますよね。ということで、世界最大レベルのセントパトリックデーを世界7カ国からピックアップしてご紹介。
どこもかしこも緑色に染め上げる、様々な国のセントパトリックデーはこんな感じになっているようです。
世界最大のセントパトリックデー:ニューヨーク(アメリカ)
セントパトリックデーの王様といえばやっぱりニューヨーク。その規模は世界最大を誇り、毎年200万人以上の人々が市の盛大なパレードに集まって来るんですって。
パレードにはバンドやバグパイプはもちろん、ダンサーが華麗に舞い踊りながら出演する華々しさ。始まりは1762年まで遡るらしく、米国建国そのものよりも古いというのだから驚きです。
毎年テーマが異なるパレード:ロンドン(イギリス)
ロンドンのセントパトリックデーの特徴は毎年異なるテーマを掲げているということ。英国全土から集まる山車にマーチングバンド、そのほかにもスポーツクラブやアイリッシュダンススクールなど、様々なグループが参加しこの日を盛り上げます。
さらにパレードは「ザ・リッツ」、「ピカデリーサーカス」、「トラファルガー広場」など、ロンドン屈指のランドマークを通過するので、運良くこの時期にロンドンを訪れた人たちラッキーすぎる。
本家本元の威厳:ダブリン(アイルランド)
こちら本家本元のセントパトリックデーです。もちろんアイルランドには守護聖人の日を祝うパレードやお祭りがたくさんありますが、中でも有名なのがセントパトリックデーでしょう!
パレードはアイルランドのテレビで生中継されるほど国内外で注目を集め、この日をアイルランドで祝う為に海外からの観光客が何千人も訪れるんですって。その理由はよく分かる!
カリブ海風の賑やかなアレンジ:モントセラト(カリブ海)
南米最大のパレードが練り歩く:ブエノスアイレス(アルゼンチン)
美しい南米の国アルゼンチンには50万人ものアイルランド人が住んでいると言われています。つまりアルゼンチンとアイルランドとは切ってもきれない深い関係。だからこそ、ここでセントパトリックデーが盛大に行われるのも全く不思議ではないのです。
ブエノスアイレスで開催されるのは南米最大のパレード。アイルランドのキルトが暖かな気候の風に吹かれる様は、ブエノスアイレスとアイルランドミックスでなんだか独特。
中止になんて絶対ならない:モントリオール(カナダ)
アイルランドとのつながりを祝う:オークランド(ニュージーランド)
終わりに
セントパトリックデーについてなんとなくは知っているけれど、細かいことはよく知らなかった。そんな人って多いのではないでしょうか?これを機にセントパトリックデーに興味を持ち、成り立ちやお祭りの意味について知っていただけたなら幸いです。
世界には古くから伝わる人々の大切なイベントやお祭りがたくさん存在します。そんな世界のお祭りを教養として知っておくことって本当に大事ですよね。ということで、今後も引き続き世界に散らばる様々なお祭りをご紹介していければと思います。それではまた!