国立新美術館に行って様々なインスピレーションを受けまくる
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みなさんこんにちは!GP2年目の川島蒼生です!!最近私は休日や暇があればもっぱら映画館に行くというルーティーンを繰り返しており、はたから見たら代わり映えないと思われても致し方ない生活を送っている時分、美術館に行ってないなと……。古くも新しいものに触れていないな……と。美術館に行く時なのではないかと。
そうだ、国立新美術館に行こう。
乃木坂にある国立新美術館
はじめて国立新美術館に行ってきました。様々な企画展を行っており、どの時期に行っても新鮮な気持ちで見ることが出来る美術館です。外観も非常に特徴的で目を引くデザインになっています。こちら日本を代表する建築家・黒川記章が設計し、西山に完成した最後の美術館です。こういうバックボーンを押さえておくとより没入感のある美術館巡りになりますよね。早速中に入っていきたいと思います。
ルーブル美術館展 愛を描く
さて今回私が国立新美術館に伺った際に開催していた企画展は『ルーブル美術館展 愛を描く』(12日までの展示)です。コンセプトとしては『人間の根源的な感情である“愛”にフィーチャーし、ルーブル美術館の膨大なコレクションから73点の絵画を通じて、西洋社会における様々な愛の概念を浮き彫りにする』という形で展示されていました。16世紀から19世紀半ばまで、ヨーロッパ各国の主要の画家によって愛の表現の諸相を紐解く絶好の機会となっています。そのためギリシア・ローマ神話の影響やキリストの影響を受けた作品が多いです。
実際にルーブル美術館からの作品が日本で見れるという事もあり、当日は昼過ぎの時点で40分待ちでした。今まで何度もいろんな美術館を訪れていますが、40分待ちははじめての経験でした。
次から作品を通じて、自分には無い感性だったり、当時の世相や当時の人々の感情を表すような絵画をご紹介していきたいと思います。
様々な愛のカタチ
写真撮影スペースが限られていたという事もあるなか、2枚の写真を紹介させていただきます。
『アモルの最初のキスを受けるプシュケ』
愛の神アモルと王女プシュケのラブストーリーが題材になっています。なんとも言えない表情が印象的です。どんな思いでプシュケがキスを受けているのか、見る人の解釈によってニュアンスは大きく変わってきそうですよね。とまどいや恥ずかしさ、それとも全く興味を示していないことからくる表情なのか、受け取り方は人それぞれです。この作品のバックボーンを把握したとしても、この作品が伝えたいことを作品の隅々まで観察し、自分で想像力を働かせて向き合うことが何よりの醍醐味だなと感じさせてくれました。
『アポロンとキュパリッソス』
かわいがってた牡鹿を誤って槍で殺してしまったことで、生きる気力を失い永久に嘆き続けたいと哀願したキュパリッソスをアポロンが優しく支えている作品になります。
みなさんどう感じましたか?現代ではまず想像がつきづらく、ややもすればユーモラスな捉え方になってもおかしくないのではないでしょうか。槍で牡鹿を殺す行為はもう狩りです。かわいがっていた動物にしたとなればさぞ哀願したことでしょう。
こちらの作品は1枚目の作品とは異なり、解説を読むことでより作品の奥深さを理解することが出来ます。作品のバックボーンを深く理解することで、理解できる知識や理解の幅が広がりますよね。
最後に
2枚の紹介のみとなりましたが、『ルーブル美術館展 愛を描く』の体験を記させていただきました。本場のルーブル美術館に行ってみたくなりますね……。一日で回り切れるのか、作品をちゃんと理解できるのか、不安です。ゆとりあるスケジュールでガイドさんを付けてもらって行きたいなと思います。
日常にインスピレーションを受ける機会はたくさんあります。その中に美術館という選択肢が無かった方はぜひこの機会に美術館に行ってみてください。国立新美術館でなくても構いません。どんなに古い作品からでも新しいインスピレーションを得ることが出来るはずです。これからも美術館ではない所からでもインスピレーションをどんどん受けまくっていきたいと思います!