アートとビジネスのクロスポイント「TODA BUILDING」開業
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皆さんこんにちは!GPの宮永です。
11月2日(土)開業の「TODA BUILDING」は、アートとビジネスが交錯する芸術文化の拠点となる予感。今注目のベニューを一緒にチェック!
アート×ビジネスの拠点「TODA BUILDING」とは?
場所は京橋一丁目。東京のど真ん中に登場する新たなベニュー「TODA BUILDING」は、これから文化とビジネスのクロスポイントになる予感のワクワク感を与えてくれる注目スポット。
京橋発の芸術・文化拠点として建物低層部には芸術文化エリアを設けているのが特徴の本施設。オフィス利用者はもちろん、街行く人々が1-2Fのパブリックアートを自由に鑑賞ができる文化促進のスポットとして今から多くの期待が集まっています。
アート鑑賞や憩いの場としても利用できる1F の広場を抜けると、大きな吹き抜け空間とパブリックアートが特長のエントランスロビーに。さらに隣接のアーティゾン美術館とは歩行者専用通路など屋外空間が共有され、誰もが気軽に芸術文化を体験できる場、まさにビジネスエリアに芸術を添えるサンクチュアリになる予感。
開発の背景とコンセプト
もともとこの「TODA BUILDING」は、「京橋一丁目東地区計画」のにおける開発プロジェクトとして竣工しました。京橋の地で120年以上社業を営んできた戸田建設の本社建替えを機に、「まちに開かれた、芸術・文化拠点の形成」と「街区再編、防災力強化、環境負荷低減」をテーマに掲げ誕生したスポットだったんですね。
京橋は江戸時代から文化が育まれ、今も尚「骨董通り」をはじめ多くの芸術資産が息づく場所。そんな場所だからこそ「人と街をつなぐ」をコンセプトに、アートとビジネスのクロスポイントとしてすでに各界隈から注目が集まるのは当然のこと。
ミュージアム、ホール&カンファレンス、ギャラリーコンプレックス、創作・交流ラウンジ、ギャラリー&カフェetc。京橋の賑わいと文化的価値醸成に貢献するであろう「TODA BUILDING」は今後東京の重要スポットになりそうです。
ゴールは芸術文化の拠点形成
さて、本ビルの作りをざっと説明するとこんな感じ。
図を見てもらえると分かる通り、地下3階地上28階建ての超高層複合用途ビルとなっています。8~27階をオフィスフロア、1~6階を芸術文化施設と商業施設で構成し、ビル共用部でのオフィスワーカーと芸術文化エリア利用者の交流を狙った作りが憎いですよね!
地域の防災力強化も念頭に
すでにさらっと触れましたが、建築面の特徴としてコアウォール免震構造を採用。国内トップレベルの耐震性能を実現するとともに、中央通り側の広場の免震性も高め、災害時の帰宅困難者の一時滞在場所としての防災対応力の強化も図られた超絶丈夫な作りになっています。
ついに TODA BUILDING が 9月30日 に竣工しました🏢✨
— ART POWER KYOBASHI (@APK_TODA) September 30, 2024
2016年から開発を進めていた
まちに開かれた、芸術・文化拠点の形成
街区再編、防災力強化、環境負荷低減
をテーマに掲げた「京橋一丁目東地区計画」が完成!https://t.co/VVQfLms4eC pic.twitter.com/A69cF4z598
コジェネレーションシステムによる非常時の電力供給のほか、防災備蓄倉庫等を整備。主要設備は7階に配置し、万一の浸水リスクに備えた“最強”のビルディング。それが「TODA BUILDING」なのです!
建物低層部の芸術文化エリアに注目
6Fにはアニメ、マンガ、音楽といったポップカルチャーや現代アート、デザインなど多彩な領域のクリエイションとの出会いが広がるミュージアム「CREATIVE MUSEUM TOKYO」が。1Fにはアート空間でパンやコーヒーを楽しめるギャラリー&カフェ「Gallery& Bakery Tokyo 8分」など、建物低層部にどどんと構える芸術文化エリアが本ビルディングの特徴です。
「CREATIVE MUSEUM TOKYO」
通称「CMT」と呼ばれる6Fの「CREATIVE MUSEUM TOKYO」は、「作品」や「表現者」、さらにはそこに至る「プロセス」を大空間で体感できるミュージアム。
大空間の展示室ではアニメ、マンガ、音楽等のポップカルチャーや現代アート、デザインなどの展覧会を年間約4本ほど開催予定。ミュージアムショップと中央通りを望むテラスに隣接したミュージアムカフェでは、展覧会毎にオリジナルグッズや、オリジナルメニューも提供されます。
「Gallery & Bakery Tokyo 8分」
1FのGallery & Bakery Tokyo 8分は、「THE CITY BAKERY」と「ArtSticker」が運営するパンやコーヒーを楽しむ延長線上でアート鑑賞を楽しめるスペース。アートのために設計されたミュージアムを思わせる贅沢な空間で今後活躍するであろうアーティストにスポットライトを当てた展示を行います。
3F ギャラリーコンプレックス
3Fのギャラリーコンプレックスには、現代アートを代表する「タカ・イシイギャラリー」「小山登美夫ギャラリー」「KOSAKU KANECHIKA」「Yutaka Kikutake Gallery」のギャラリー4つが集結する贅沢な空間に。
タカ・イシイギャラリー 京橋
1994年の開廊以降、基本的な重点を写真(グラフィック)に置きながら国内外の作家の展覧会企画や書籍の出版を行うギャラリー。
小山登美夫ギャラリー 京橋
1996年開廊。六本木、天王洲、京橋の3箇所に拠点をもち、日本のアーティストとともに、世界中の様々なアーティストの作品を展示。世代を超え、巨匠から新たな才能まで幅広く紹介。
KOSAKU KANECHIKA
2017年3月に天王洲のTERRADA Art Complex にオープンした日本国内の現代アートを再定義する新世代に属するギャラリー。既存の枠にとらわれない新しい表現に取り組む国内外の作家を紹介。
Yutaka Kikutake Gallery
2015年の開廊以降、多様な展覧会の開催とともにワークショップや出版プロジェクトを実施し、アートと社会との接続を豊かにする試みを続ける。
1F・2F 共用部 パブリックアートプログラム「APK PUBLIC」
戸田建設のアート事業「ART POWER KYOBASHI」の一環として取り組むパブリックアートプログラム「APK PUBLIC」。
これは新進アーティストやキュレーターが都市の風景を担う大規模な作品発表の場として、ビル1・2F 共用空間を活用した更新性のあるパブリックアートを展開するプログラムとなっています。
第1弾となるAPK PUBLIC Vol.1 は、国内外で活躍する飯田志保子氏をキュレーターに迎え「螺旋の可能性―無限のチャンスへ」をテーマに、小野澤峻氏、野田幸江氏、毛利悠子氏、持田敦子氏の4名のアーティストによる作品を2024年11月2日から2026年3月まで展示予定。
終わりに
江戸から続く文化の地、京橋に新たに登場するアートとビジネスのクロススポット「TODA BUILDING」。様々な価値観が一体となることで、これから生まれる新しいイノベーションが楽しみでなりません。
アート、ビジネス、カルチャースポットとしてはもちろん、この場所で今後行われるであろう様々なイベントもきっと興味深いものが多くあるんだとうなぁとワクワクさせてくれるそんな本スポットは注目必須。それではまた。