サステナブルな取り組みを学ぶべく、「SHOEIベイスタジオ」に見学に行って参りました!
目次
ChatGPTで要約する
新卒メンバーで、サステナビリティに配慮した展示ディスプレイに先進的に取り組む株式会社昭栄美術さんの「SHOEIベイスタジオ」の見学に行ってまいりました!!
SHOEIさんの素晴らしい取り組みを沢山ご説明いただいたので、みなさまにもご紹介させてください!!
株式会社昭栄美術ってどんな企業?
昭栄美術さんは1979年に創業され今年で45年を迎える展示会・イベントの総合ディスプレイ企業です。「東京ビックサイト」や「幕張メッセ」で開催される展示会などを中心に年間3,000件ほどの案件を手掛けられているそう。企画段階からデザイン・設計・施工・運営・撤去までを社内で一貫して行っており、そのすべての工程でサステナビリティを意識した取り組みをされています。
SHOEIベイスタジオを視察!!
今回見学で私たちが訪れたのは、製作拠点として2019年に設立された「SHOEIベイスタジオ」。このスタジオは27,000平米と国内最大級の敷地を誇り、なんとサッカーコート約5面分も!!
到着した瞬間、新卒全員が口を揃えて「すごい!!めちゃくちゃ広い!」と言っていました……!
昭栄さん提供するサービスをワンストップの体制で行うことが可能なこのスタジオ。各所見学させていただいたので、ご紹介していきます!!
3Dプリンター
最初にご紹介いただいたのが高さ5m、3m四方もの大きさの造形物が出力できる3Dプリンター。この3Dプリンターはサステナブルの観点から導入されたそう。
どのような点がサステナブルかというと、廃材を材料として使用できるところです。廃材を粉砕し、ペレットと呼ばれる3Dプリンターで使用される材料の形態にすることで、今まで廃棄物だったものを新たな資源として生まれ変わらせ、材料として再利用できるのです。こうしたアップサイクルシステムがあることでより環境にもやさしく、自由自在に造形物が制作できるなんて……3Dプリンターの可能性をとても感じました!
独自で改良されたトラック
両サイドが羽のように開いて、ここまで背の高いトラック!めちゃくちゃカッコいいですよね!
このトラックは、完成した造作物をそのまま現場に輸送するためにコンテナの高さを調整できるよう昭栄美術さんが独自で改良したものです。このおかげで限られた設営の時間内に施工する必要がある展示会などで施工時間の短縮ができたり、これまでより少ない人手で行うことができるようになったそうです!
運ぶトラックの仕様の1つにしてもより効率的にする方法を考え抜いて取り組んでいる姿勢が本当に素晴らしいと思いました。
徹底された「5S」
スタジオ見学をしているときに、終始驚いていたことがありました。それは「清潔さ」です。
27,000平米もの敷地があるスタジオだからこそ、機械・材料・備品なども膨大な量。それにも関わらず、どこを見ても整理整頓されていて無駄なものやゴミがまったく見当たりませんでした。社員の方にお聞きしたところ、整理されたキレイな状態を保ち続けることが、作業の無駄を省き生産性の向上につながるため、社員全員が5Sを徹底しているとおしゃっていました。
このお話を聞いて、私もすぐに取り入れて普段から意識していきたいと思いました。
オクタノルム組み立て研修まで!
最後には、展示会などでブースの骨組みとなるオクタパネルの組み立てを実際に体験させていただきました!オクタノルムはスムーズに組み立て・解体が可能なため、限られた時間でブースの施工が必要とされる展示会で使用されているそう。
社員の方々は、いとも簡単に素早く組み立てをされていたのですが、私たちがやってみると「思っていたよりも難しい……!」。かなりサポートをしていただき何とか完成することができました!普段、現場では、誰かに支えてもらうこともなく1人で組み立てていくそうで、「やっぱりプロはすごいな」と痛感しました。普段では絶対に触れることのないものだったので、とても貴重な体験で楽しかったです!
見学をさせていただいて感じたこと
サステナビリティへの取り組み
サステナビリティと聞くと「環境」への配慮だけだと思いがちではないですか?私はそうでした。
昭栄美術さんの取り組みをみていると、ただ廃棄物を減らすなどの環境に配慮した取り組みだけでなく、必要以上の人材・時間・費用をかけずに済む仕組みづくりに対してもこだわりを持って構築されていると感じました。
「環境」だけでなく「人」という観点でも、サステナビリティの意識をもって取り組まれていることにとても感動しました。このような取り組みをしている昭栄美術を利用するということ自体がサステナブルな選択をしていることとなります。消費者にまでもサステナビリティの意識が伝播していっていると捉えられますよね!
このスタジオには小学生なども社会科見学に訪れることがあるそう。会社として大切にしていることや、サステナブルな具体的な取り組みを外部の人に伝えることで知識や理解深めてもらう活動、とても素敵ですよね!
最後に
GPでもSDGsへの意識はかなり高まってきています。今回の見学を通して、会社全体としてサステナビリティに配慮した先進的な取り組みをされている昭栄美術さんから沢山の刺激と学びをいただきました。改めて、昭栄美術の皆さま本当にありがとうございました!!