「プロデューサーには文章力が不可欠!?」文章力爆上げの書籍レポート
目次
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皆さんこんにちは!仲川です。2月はたくさんの素敵な案件に関わることができ、充実しています。
一方「最近本が読めてないな」と思ったので、今回はオススメ本のご紹介をさせていただきます。
今回紹介するのは「文章力」の本です。
僕自身、社会人になって文章力の必要性を改めて感じる機会が増えています。本を読んで上がった(?)文章力で皆さんに魅力を伝えられましたら幸いです!
『文章術』のベストセラー100冊をまとめた本!?
インスピレーションを得るための本を探していたところ、面白い一冊に出会いました。それがこちら『「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』……タイトルからわかりやすさが爆発していますね!内容もタイトル通りで、文章に長けた方々の本が分析され、まとめられています。まさに最強の文章術の本です。
昨今、様々な時世の変化で良くも悪くも「対面」が少なくなっています。オフィス内で口頭確認していたような内容も、今ではチャットツールで進められるようになりました。文章は顔が見えません。そのため、スムーズに物事を運び、相手との信頼関係を深めるための文章力が今まで以上に求められています。そんな「文章力」のヒントがこの本にはたくさん詰まっていると感じました。
なぜイベントプロデューサーに文章力が必要なのか
中身のご紹介に入る前に「なぜ、イベントプロデューサーに文章力が必要なの?」という説明をしたいと思います。もちろん、文章力は全ての社会人が必要とするスキルですが……その上で、イベントプロデューサーならではのポイントが3つあります。
まず【リレーション】。僕はこれが一番のポイントだと考えています。プロジェクトはたくさんの方と仕事をするので、良いパスを出す為、モチベーションを上げる為、様々なところで文章力が必要です。
次は【コンセプト】。イベントのテーマを決めるコンセプトは文章で表現されます。「なんとなくこんな雰囲気で!」で伝えることも時には重要ですが、しっかりとした文章で相手にイメージングさせることも大切です。
最後の【自分メモ】とは「自分の中でイメージが整理できているか」です。「伝える」ためには、まず自分が分かっていなければ意味がありません。他者には見せず、自分だけがわかる文章も時には必要なのかもしれません。
文章はシンプルに!
ここまで読んでくださりありがとうございます。ここからが本題です(笑)
単刀直入に、文章力で一番大事なものは何でしょうか?
その答えは「シンプルさ」。端的にわかりやすい文章になっているかが一番大事です。
国語の授業で『修飾語』という言葉を聞いたことがありませんか?
修飾語とは主語と述語以外の部分で、他を詳しく説明するための言葉です。
この「修飾語」が文章を長くしているんです。
まずは伝えたい事を端的に伝え、その後に補足を付ける!
実はここまでの文章も同じことを意識して書きました。いかがでしょうか、補足は全て伝えたい文章の後になっているのでは?
一息で読める「リズムの良い文章」、これが一番のポイントですね。
ちなみに、論理的な分析をすると1文は60文字以内が良いそうです(この文章は31文字)。是非参考にしてみてください。
推敲(読み直し)が文章のクオリティを上げる!
この本で、もう一つ面白いなと思ったポイントがあります。
それは「文章は必ず推敲する」ということ。
推敲とは、「より良い文章になるように練り直すこと」……簡単に言えば「見直し」です。皆さんも「あれ、あの時の文章ひどいな……なんであんな文章書いてたんだろう」と思ったことありませんか? 僕は何度もあります。これはその時の感情に文章が左右されることが多いから。例えば、上手くいかず落ち込んでいる時、忙しくて集中できていない時などは文章が乱れがちになるそうです。
イベントプロデューサーでの資料作成も同じで、見直すと「なんだこれは!?」と思うことも多々あります。学生のテストの時から言われ続けた見直しの大切さを身に染みて感じています。
今回はポイントを2つだけ挙げましたが、もっとたくさんのヒントがこの本には記されています。是非読んでみてください!
学生時代は本を読め!?
今回、改めて「本からの学びはすごく多いな」と感じました。文章力以外にも、本を読むことで様々なスキルが学べる気がします。本は凄い……。
ところで、僕は今ちょうど新卒採用に携わっています。そのため、就活系イベントや見学会で質問を受けることが多いのですが、その際に必ず聞かれることがあります。
それは「学生のうちからどんなことをしておけば良いですか?」という質問。
何を隠そう、僕自身が学生の時、光畑社長に同じ質問をしたんです。
そのとき、光畑社長から「とにかく本を読んだ方が良い、社会人になっても学ぶ姿勢が大事になる」と聞きました。
そのことを、まさに今実感しています。
自分にはまだまだ足りないことだらけ。だからこそ様々な事を学び、成長していきたいと思います。
老若男女この記事を見た人が「これを機に、もう一回本を読むか!」と立ち上がってくだされば嬉しいです!