草間彌生が世界をジャック!水玉が世界をつなげた瞬間
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みなさんこんにちは!GPの宮永です。日本を代表するアーティスト、草間彌生が突如として巨大な姿となり世界の都市をジャック。奇抜な草間彌生作品が登場し、SNSを騒がせていたことはご存知でしょうか?
草間彌生×ルイ・ヴィトン
美しいパリのシャンゼリゼ通りを散歩していると、突如現れる草間彌生の奇想天外な超巨大人形!地元フランス人たちもびっくりなこちら、なんとルイ・ヴィトンが草間彌生に敬意を表したコラボ企画のインスタレーションだったんですね。10年近くにわたりアヴァンギャルドな作品で世界を虜にし続ける日本人アーティスト草間彌生が、ラグジュアリーブランドであるルイ・ヴィトンと2度目のパートナーシップを結び叶ったインスタレーションなのです。
実際ルイ・ヴィトンのHPを訪れてみると草間彌生のシグネチャーピースである水玉模様でカラフルなコラボレーションを発表中。コレクションでは、大胆なアートとクラフツマンシップへの頌歌を表現した新作モチーフ「パンプキン」、「フェイス」、「フラワー」、「インフィニティ ドット」が、メゾンのデザインにあしらわれているんですって。
そんなコラボを祝福するかのようなインスタレーションはパリだけではなく、ロンドン、ニューヨーク、表参道など、世界各地にあるルイ・ヴィトンの店舗で見る事ができます。
それぞれの都市を水玉でつなぐ草間彌生
SNSをざわつかせる世界各地の草間彌生。一体どんな形のインスタレーションなのか気になりますよね。世界各地で行われているとはいえ、まず外せない都市といえばパリでしょう。
フランス:パリ
パリはルイ・ヴィトンの本距離なのでもちろん様々なルイ・ヴィトンと由縁のある箇所に草間彌生を発見する事ができます!代表的なのがシャンゼリゼの外壁に上っている人形、ラ・サマリテーヌ(パリの老舗百貨店)の向かいにあるルイ・ヴィトンの本社には超巨大人形、そしてヴァンドーム広場のルイ・ヴィトンでの超大型オートマトンでしょうか。
因みにこのコラボレーションが想起されたのはなんと2012年。当時ルイ・ヴィトンのアーティスティック・ディレクターだったマーク・ジェイコブスが、東京にある草間彌生スタジオを訪れ、彼女がルイ・ヴィトンのバッグに水玉模様を描いているのを見た時にこのコラボレーションを思いついたのだとか。
イギリス:ロンドン
少し離れたイギリスのロンドンにも草間彌生は登場しました。ロンドンのどこに登場したかというと、老舗百貨店ハロッズです。
このハロッズの外壁にカラフルな水玉模様を描く草間彌生の超巨大人形。ロンドナーもびっくりしたはず。
アメリカ:ニューヨーク
さらにニューヨーク、ミッドタウンの5番街沿いにあるルイ・ヴィトンの店舗にも草間彌生の姿が!というのも、ミートパッキングにある『ホイットニー美術館』向かいでポップアップショップを開催していたらしいんですよね。ポップアップショップは、草間彌生の伝説的な『インフィニティ・ルームミラー』を思い起こさせるものになっているようで草間彌生といえば!な、『インフィニティ・ドット』で覆われた空間に置かれているさまざまなサイズのミラーボールが没入感を与えてくれる展示だったよう。
日本:東京
日本人なのに我々は草間彌生を見れないのか?!いえいえ、ちゃんと日本でもやっていましたよ!2023年1月2日〜22日の間、原宿で期間限定オープンしていたポップアップは凄かったです!
コラボレーションを象徴するような、ドットで覆い尽くされたポップアップストア。外観だけでもインパクト大ですが、内部に足を踏み入れるとそこはもう草間ワールド。草間彌生の代表作《ナルシスの庭》を思わせるようなミラーボールが無数に配置された店内は唯一無二の世界観を醸し出していました。もちろん巨大な草間彌生の姿も。他にも3D広告や、南瓜、屋外広告、AR体験などのインスタレーションコンテンツが去年の暮れに登場していました。
終わりに
高級メゾンを代表するルイ・ヴィトンと日本を代表するアーティスト草間彌生がコラボをすれば、世界中で同時期にこんなに大きなインスタレーションをする事ができるのか!と素直にびっくり、と同時に感動も。ふたたびこの世界観に浸ることができるチャンスは10年先なのか、案外すぐに訪れるかはわかりませんが、このインスタレーションは間違いなく近代芸術史に刻まれる大型インスタレーションであったはず。
こういう素敵なざわつきは、今の時代絶対に必要ですよね。ファッションブランドとアーティストのコラボがふとした日常の中に喜びをもたらしてくれる、まさにエンタメの力だと思ったインスタレーションでした。それではまた!