SPORTS FESスポーツフェス
『フットサルを日本一のスポーツに』を掲げ活動する大人気YouTuberグループ『あしざるFC』主催の大会。
今回のイベントの目的は何ですか?
僕たちが『あしざるFC』を立ち上げたのはフットサルを日本一のスポーツにするためです。『日本一』には街ですれ違う人がみんなフットサルをやっている、体育の授業にフットサルがある、社会現象になる、サッカーや野球のような当たり前のスポーツになるなど、色々な定義があります。その目標に向けた活動として今回のイベント(F GAME)を開催しました。
GPにイベントをお任せいただいた理由は何ですか?
細かく挙げると100個以上あるんですが(笑)、イレギュラーなことが色々ある中、担当の川口さんを中心にパートナー企業や様々な方が真摯に向かって対応してくださり、安心して任せられると思ったのが一番の理由です。
企画にあたって、力を入れたポイントは何ですか?
今回意識したのが「会場に一歩入った瞬間から非日常を味わってもらうこと」です。例えば、映画館は入った瞬間から非日常の雰囲気を感じますよね。いい映画だったら見終わって映画館から出て現実に戻ったとき、思い出として話せるぐらい心に残っている。そういう状態を目指し、まずはファンファーストで楽しんでもらうことを意識しました。
イベント実施にあたって大変だったことは何ですか?
GPさん以外にも動画編集者や関係企業、ボランティア等々、関係者が多くタスクが散らかってしまったのが大変でした。最後の方は僕がワンオペになってしまった部分もあったので、次回はGPさんに演者の取りまとめなどもお願いできたらと思っています。
参加者の反応はいかがでしたか?
「見に来てよかった」「かっこよかった」「楽しかった」と言ってくださる人がたくさんいて、すごく好評でした。
また、僕たちに憧れている子供たちに接し、彼らに「かっこいい!」と思われる、憧れにふさわしい大人としての立ち振る舞いをしていく必要があるなとも感じましたね。
僕、満員の客席を見たときに泣いちゃったんですよ。無名だったときのことを覚えているから、こんなに集まったんだって……。ファンはお金を払ってイベントに参加していますが、お客さんとしての関係だけでなく、一緒に夢を掴んでいく関係でいたいなとずっと思っています。
開催目的は達成できましたか?
僕たちは『2026年までに代々木競技場に15,000人を集める』という目標を掲げています。そこに向けて今回はまず2~3,000人の会場を満員にすることを目指し、達成できました。また、僕は自分たちの目標や想いにどれだけファンが共感できるか、ファンを巻き込めるかが大事だと思っていて、その点も達成できたと思っています。
次回以降、このイベントをどのように発展させていきたいですか?
今まで見たことのない、フットサルの常識に留まらない演出をしていきたいです。フットサルはスポーツですが、ファンはイベントのためにお金も時間もかけています。だからこそ、F GAMEでは非日常を味わってほしい。人が喜ぶ、楽しむというエンタメ視点を忘れず、ファンが参加できるコンテンツなどを盛り込んでいきたいです。
あと、『攻め』と『守り』の両面にこだわりたいです。『攻め』は演出のこだわりや試合の面白さ、『守り』は観客導線や細かなホスピタリティなどファンが快適に過ごせる環境づくりですね。次の開催も決まっているので、どんどんイベントとしての熟練度を上げて厚みを増して「F GAME最高だった、次も行きたい!」と思ってもらえるようにしたいです。